☆★依頼車両的なぁ~F周り加工、OH☆★SA16J JOG


自分の3RYJOGもチョイと作業出来ましたので、次の依頼車両を仕上げて行きたいと思います♪

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ヤマハHPから車台番号からダイレクト検索した結果、この車両は2003年式 JOG CASUAL 5SU2 カラートリムはフェアリーシルバーですので中期型になるかと思います。

ですがこの車両ですと、F周りはリモJOG系の油圧ダンパー仕様の物がSTDなのですが、SA16Jの2001年仕様(5KN系)のF周りが装着されておりますので(フロント周りがドラム等に採用されているステム、フォーク一体型のタイプですが、ディスク仕様になっている仕様になります。)、事故をして交換してる可能性が大です。

    今現在ウルもホワイトですので、事故暦が有るのは間違いなさそうです。

依頼主さんはこの車両を、オクでこのまま購入したみたいで、前のオーナーさんからF周りは一度交換してると言うことを車両を預かる際チョイと小耳に致しましたので、今は何と無く理由が理解出来たと思います。

どうせなら、同じ仕様にして修正してれば、面倒な作業にならなかった物ですが、今となってはどうにもなりませんので、作業は進めて行きます

                エンジンは3WFを換装して有ります。

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私が試乗した感じでは今の状態でも、エンジンのパワー的にもフレーキが余りにも効かない為、当初は依頼主さんからエンジンのみステップアップする様なプランでご依頼が有りましたが、こんな感じで更にエンジンだけパワーを上げても、ますます怖いだけのマシンになってしまいますので、出来ればF周りを強化した方が良いと思いますと説明し、F周りはリファインする事と言うより、元の状態に戻し5FA1純正フォーク、ヤマンボキャリパー、ブレーキホース交換で強化していく感じとなります

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             これが今回使用する、F周りのパーツになります

   ステムはSA16J純正(中、後期用)ステム、フォークは5FA1純正フォークです

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           そして純正ダストブーツとオイルシールも交換致します

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早速、フォークをバラシて行きましたが、オイルはこんな感じにドロドロで真っ黒な感じでした(汗

インナー、アウターを分離し、シートパイプ等は洗浄剤に漬け込み洗浄し、アウターに付いてるオイルシールを何時もの通り、バーナーでアウターをチョイと暖めつつ、オイルシールもイ柔らかくなりますので、マイナスドライバー等で引っ掛けすんなり取り外します。

   この辺の作業は以前にも記事にしておりますので、其方をご覧になって下さい(汗

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そして各部洗浄後オイルシールを組み込み、インナー、シートパイプ、スプリングなどを組み込んで、フォークオイルをG10を45cc入れ、エア抜きをしてトップキャップを組み込み、その後アウターチューブを再塗装致しますので、ボンスターで足付け、油分を取り除きました。

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        インナーチューブをマスキングをし、ブラックorクリアを吹き完成♪

            SA16J純正オイルダンパー風に仕上げました♪

後はF周りはステム加工(フォーク取り付け部のストッパー加工)、ヤマンボキャリパーの分解洗浄等すれば、F周りをバラし取り付ける所まで進めるかと思います

                        でわでわww