☆★当時物５０用ボアアップＫＩＴ的なぁ～☆★3RY ＪＯＧ
久々に５０用腰上のストックパーツを整理していましたら、当時物のボアアップＫＩＴが出てまいりました♪
以前、このブログでも記事にしてしていた、ＧＰＲ５０エンジンベース（ＣＰＩ製）で仕上げた５０ベースエンジンはセンターリブシリンダー等を使用して組んでいましたが、このＫＩＴは所謂ＳＴＤポート仕様のボアアップＫＩＴとなります
コチラのＫＩＴは約２０年位前(90年代初期から中期頃まで）に販売されていた、クリッ○ングポ○ント製５０用ボアアップＫＩＴです（ボアは４５ｍｍ ６２．９ｃｃ）
当時、私たちの仲間内ではＪＯＧ、アクシス系の車両を弄ってる際、使用していた腰上は、３ＷＦ、３ＶＲエンジンの場合、３ＷＦ純正シリンダー（ＳＴＤやフルポート及びボアアップ）、ベリ○ル製、カ○製、を使用してる事が多かったですが、５０ベース（３ＹＪ、３ＹＫ、３ＲＹ等）の場合は色々使用して来ましたが、このボアアップＫＩＴが一番満遍なくパワーが出る物でした
今は手軽に購入出来るボアアップＫＩＴですが、当時は高価な物で、一番価格が安い物でも20,000円以上していた時代です
ですが、このクリッ○ングポ○ント製５０用ボアアップは私の記憶が確かなら、15,000円だったと思います
写真ではヘッドが移っておりますが、ヘッドは付属しません（当時私が３ＹＫ純正を面研して設定した物です）
写真を見て頂くと判りますが、純正シリンダーベースのボーリング仕様のＫＩＴに思えますが、実はチョイと違います、２枚目の写真を見て頂くとＹ－３の刻印は有りますがその下に何やら刻印を打ってくれとばかりの余白が御座いますが、通常純正シリンダーですとＹＡＭＡＨＡの刻印が打たれておりますが、これは打たれていません
じゃあ、このシリンダーは何？
以前にもこのネタを記載致しましたが、このシリンダーは恐らく製造元は純正品と同じで、ＹＡＭＡＨＡ刻印のみ無い鋳型でシリンダーを製造して、ボーリングして加工した商品かと思います
同時期に３ＷＦ用ボアアップＫＩＴ（５３ｍｍピストン仕様 ９３ｃｃ）も販売されておりましたが（当時価格25,000円）、このシリンダーのべースも３ＷＦ刻印は入っているのですが、ＹＡＭＡＨＡではなくＡＭＡＨＡ刻印が入っているシリンダー仕様でしたねぇ
当時私の３ＷＦはこのシリンダーＫＩＴを使用してフルポート加工して弄くり回しておりました
５３ｍｍピストン仕様は今ではレアなＫＩＴと言えますなぁ～（有ればかなりバランスの取れたエンジンが仕上げられるのに）
因みに、クリッ○ングポ○ント製５０用のＳＴＤボアＫＩＴも販売されておりましたが、コチラはＳＴＤボア（４０ｍｍ）の物も購入してストックしておりましたが、当時３ＹＪ品番の純正シリンダーとスペックを比較致しましたが、ほぼ同等のスペックでした（ポート形状等）
排気ポートもこの様に純正形状となります
ヘッドは３ＹＫ純正ベースで面研して使用しておりました
これが排気ポートの形状です
このＫＩＴはボーリングのみして専用ピストンとセット販売されていましたが、ポート加工はしておりません
ピストンクリアランスも当時３セット程購入致しましたが、クリアランスが一定で、キッチリ調整して有りましたなぁ～（ですがこの写真のＫＩＴのピストンは確かデイ○ナ製スチールボアＫＩＴ（４５ｍｍ ６２．９ｃｃ）用の物に変更しております）
しかし、これでも恐らく今現在社外で販売されているボアアップＫＩＴよりパワーは出てる物かと私は思います
当時、３ＷＦを腰上をＳＴＤで（ヘッド面研のみ）駆動系（純正加工）、ＴＫ１６キャブ、３ＷＦ純正マフラー仕様の低中速仕様で最高速はよわｋ位で抑えて仕上げた仕様を食える５０エンジン（３ＹＪ車両）が仕上がる位のスペックです
コチラはルイマ製４４ｍｍ（５９．６ｃｃ）ボアアップＫＩＴですなぁ～
これも大分前に購入して、数キロ走行後取り外しストックしていた物です
今ではもう手に入らないＫＩＴです
ルイマ刻印入り
ヘッドは未使用ですが、このヘッドは付属品ではなく、某社製ＫＩＴの付属品です（ルイマＫＩＴにはヘッドは付属されておりません）
そしてルイマ製のシリンダーベースは３ＸＧ刻印の物をボーリングしております
ポート形状はほぼ３ＹＪ刻印の物同等です
コチラもボーリングのみで、ポート加工は一切しておりませんが、↑のＫＩＴ同様この状態で組んでもバランスの良いパワーを発揮しておりました
やはり４４ｍｍ、４５ｍｍピストン径が耐久性、ピストン重量的にバランスが良いかと思います
昔はこの仕様が支流でしたねぇ
何時かまた組んでみたいですなぁ～
でわでわｗｗ
