★☆クランクorベアリングOH交換的なぁ~★☆

本日は、知り合いのビーク100のエンジンの、クランクorベアリング交換を致しましたww
            
         内容は、3WF純正クランクに交換し、ベアは国産NTN製C3を使用!
 
     取り合えず、車体からエンジンを降ろして単体にし、ここからエンジンバラシ開始ww
 
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ステーターベース、オイルポンプ
リードバルブ、駆動系(プライマリー側)
セルギア、エンジンマウントシャフト関係を外しましたww
 
 
 
しかしここで誤算がwwww(汗
 
 
  
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シリ関係も外しました。
 
ステーター側は、後期エンジンは、クランクベアリングプーラーを使用する際の
サービスホール(タップ)が掘られていますが、前期エンジンはホールは有りますが
タップは切られていません。
 
しかし後期はプライマリー側のタップが切られてると思っていたのですが、それが切られていないのが判明致しました!
 
これなら前期見たいにはなからタップが切っていない方がまだましですねぇwww
 
通常私のCPIエンジンはタップが切られていないので、掘ってあげてヤマハ車同様にプーラーを使用出来る様に加工していますが、何で後期は片側だけ切ってあるのか理解できませんねぇ(流石台湾製
 
 
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ですので、プライマリー側もサービスタップを切りました。M8なので下穴6.8mmでドリルで揉んでM8タップを切りましたww
 
これで、ヤマハ車同等にエンジンがバラせます♪
 
 
 
 
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こんな感じで完璧に治具が使用出来る様になりましたwww
 
はぁ~この辺が無駄な作業ですが、仕上げないとケースからクランクを抜く事が出来ませんので手は抜きません!
 
最悪、叩いて抜いても良いのですが、やはりクラック等が起こる確率が高いので止めた方が良いですよ!
 
 
  
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右がCPI純正
 
左が、3WF純正
 
見た目も違いますが、精度も悪いですねぇww
 
 
 
 
 
そして、CPIクランクケースは、ヤマハケースに比べかなりバリが出ていますので、掃除の序に面出ししてあげましたww
 
          一通り清掃、バリ取りして、やっとクランクベアの挿入ですwww
 
        ベアは冷凍庫の中に保管しておいたので、カキンカキンになっています!
 
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そして登場!
ガスバーナーです!
コイツを使いケースを暖めます。
暖める事により、アルミなのでクリアランスを熱膨張を利用し広がりますので、ベアが入れ易くなります!
 
しかし暖め過ぎますとアルミなので歪むので水を垂らし直ぐ蒸発する程度で良いと思いますww
打ち込みのみでもいけますが、何せCPIエンジンですので、クラックが入る恐れが有りますので簡単な方法でインストールします! 
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そしてカキンカキンのベアを冷凍庫から持ってきて、真っ直ぐに入れますと、
あら不思議♪ストンと落ちていき簡単にインストール出来ます!
 
冷やす事で、ベアを収縮させ挿入し易くする為ですww
 
 
そしてもう片側も同じ方法で、ベアをインストールして行く感じです♪
  
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そしてクランクインストーラーを使用し、クランクをベアにインストールして行きます。
 
 
 
その後オイルーシールを両側仕込むのですが、ここでチョイと裏ワザを使うと1次圧縮を若干上げられる方法が有るんですねぇ♪
 
 
 
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そして、もう片側に液ガスを塗り、同じ感じにインストールをしてクランクケースを合わせて完了♪
 
そして後は、バラシた逆の順番で補機類を組んで行けば良いだけですww
 
 
 
 
 
組み終わって、車体にエンジンを戻し、補機類を取り付け、早速エンジン始動♪
 
 
                 キック3発で始動!
 
              良い感じに、アイドリング安定!
 
                異音も無いですねぇ♪
 
      良い感じなマフラーから来る排圧も問題無いと思いますww
 
 
後は、細かいセットは、ベアが新品ですので慣らし後調整したいと思います!
 
 
          
 
 
        何かパワーが有りそうな感じですよ!このエンジンww