★☆依頼車両。JOG90 ポート加工的なぁ~★☆



   少しずつ3WF純正マフ専用フルポート加工を進めておりました♪


イメージ 1

G03系のマフに比べ、ブローダウン効率がSTDはやはり悪いのを考慮し、タイミングは同等ですが、弦長をチョイと工夫しております。昔、3WF@96cc仕様でバリバリ走行していた時期に、色々なポートを試行錯誤して試し、この形状に辿り着いた感じです。

排気出口は、この手のシリは、STDより拡張気味ですので、形状を排気ポートと帳尻合わせする程度で、拡張はしません(パテ埋めしてSTD位に戻したい位です)

3WFマフの美味しいパワーバンド内のみ増幅させるような感じのフィールで、高回転は差ほど狙っておりませんが、STDよりは若干回るようなっております。

ボアが上がっておりますので、第三掃気の角度も変更、掃気内部適正加工、バリ、砂取り、ピストンはマル秘加工を行い(抱き付き防止対策)、当たり調整致しました。

イメージ 2

        後は、ポート加工中の合間に、ミッションベアリング(プライマリー)の交換を致しました。

                   ベアは、STDではなく、C3(日本製)で組み込みます。

他の、セカンダリー、ファイナルベアは、回転させた感じでは、まだ異音も出ておらず、交換しなくとも良い感じでしたので、今回はスルー。

                       ギア周りは一度交換形跡が御座いました。

プライマリギアベアは、3WFや50エンジンは逝き易いので、交換頻度は他のベアリングよりヘタリが早いので(構造上の問題)、異音が出始めた場合、まずプライマリーギアベアが行き掛けております。

                      ギア欠けも無く、状態は良い感じでした。

イメージ 3

                              組み込み後です。


イメージ 4

                   後はケースにミッションを戻し、オイルを入れ終了♪

             回転させてみましたが、異音も無くなり、スルスル稼動しております♪

序に、セルギア周りを脱着し、クランクオイルシールを確認致しましたが、こちらは漏れも無く問題ないと思います。

イメージ 5

                      クランクは3WF純正クランクです。

           コンロッドの振れも基準値内で収まっておりますので、問題ないです。

イメージ 6

                これが、3WF純正ヘッド改です。0.9mm程面研して有ります。

後は、本日エンジンにシリンダーを組み込み、各部洗浄、駆動系リファイン(純正加工)し、車体にエンジンを戻し、各補機類を装着して行く感じです♪