☆★依頼車両的なぁ~アクシス90フォーク OH☆★アプリオタイプ2


 続きです♪

今回はアクシス90純正フォークをOH致しました

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アウター、インナーチューブ、シートパイプ、スプリングは再使用して、後のパーツは全部交換致します

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フォークをバラします

フォークオイルを抜いて見ましたが、まだ交換して間もない感じで、おそらくヤマハ純正を使用してると思われ汚れも少ない感じでした。

ですがオイルシール箇所から漏れが有ったのも御座いましたので(正常の状態でもバラす予定でしたが)

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インナー、アウターチューブを分離させる為、ロアボルト(ヘキサゴンボルト)とインナーチューブ内に有るシートパイプにヘキサゴンレンチを両側から掛け、緩めて取り外します

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 そしてバラシは完了いたしました

インナーチューブのキズ、サビ、当たりの強い箇所も無く良品です

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アウターチューブに取り付けてあるオイルシールを取り外していきます

オイルシールの留め金を取り外し、オイルシールを取り外していきますが、私の場合、やはりオイルシールが固着してコジっても取り外し辛い場合が有りますので、アウターチューブのオイルシール箇所の外側を若干ホットガンもしくはバーナーで暖め、その後マイナスドライバー等でオイルシールに引っ掛け取り外します。

この要領でオイルシールを取り外すと、アウターチューブ熱した事により、熱膨張しクリアランスが広くなる上、更にオイルシール事態もゴム製品ですので柔らかくなり、すんなりオイルシールを取り外す事が出来ます。

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その後部品を洗浄液に投入し、ブラシ等を使用し細かい箇所も丁重に綺麗にしていきます

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オイルシールを組み付けて行きます

オイルシールがアウターチューブ側に接触する箇所に、若干うっすらグリスを塗っておくとオイルシールの圧入が楽になります

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圧入は基本台座を利用し叩きいれていきます

台座は先ほど取り外したオイルシールを使用します(叩きいれて行きますが、アウターチューブ内にゴミが進入しない様に、ウエスオイルシール面の上に置き叩き入れて行きます)

特別な工具、治具が無くとも作業は可能です

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オイルシールがキッチリ垂直に挿入されてるか確認し、その後オイルシールの止め金具を装着し完了♪

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インナーチューブにシートパイプを内部に挿入し、その後アウターチューブに挿入していきます

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ロア側にヘキサゴンボルト、銅ワッシャーを使用し、ヘキサゴンレンチを両側に引っ掛け増し締めして行きます

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メインスプリングを挿入し、フォークオイルはヤマハG10を使用しデフォのオイル量を入れ、インナーチューブを数回ストロークさせエア抜きを行います

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 この作業をもう1本仕上げて完了です

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そしてOH後にアウターチューブを再度線洗浄し(ボンスターを使用しある程度綺麗にします)

乾燥後、インナーチューブ箇所をマスキングし、クリアを吹いておきました

始めにアウターチューブを塗装してしまうと、OHする際また汚くなってしまいますので、OH後この辺の処理をした方が、2度手間にならずスマートに作業が行います

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  そして塗装乾燥後ダストブーツを装着し完了♪

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先日メーターギアが破損してるのを確認致したので、ストックの3VP純正メーターギアを使用します

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Fフォークを装着しホイールを取り付け形になりました

ストロークさせてみましたが、コシが有り硬くも無く柔らかくも無いので良い感じです♪

足回りに関しては、FRホイール再塗装、新品タイヤ、ディスク、キャリパー、ブレーキホース交換し完了する感じで
でわでわww