☆★KEIHINキャブレター的なぁ~2☆★PWK28


  先日にも記事に致しましたPWK28ですが、違和感の有る箇所はここですねぇ~

イメージ 1

カッタウェイ、ニードル付近を見て頂くと判りますが、ニードルジェットが無い様に見えるカと思います

無いと言うより逆組みして有り、キチンと二ードルジェットホルダーの位置関係もズレを生じてますので、このまま使用してたとしたらまずセッティングが出ていなかったと思われます
(ニードルジェットを逆組みしておりますと径が違いますのでスロットルバルブ付近まで貫通せずニードルセットも出ませんし、同時にニードルジェットホルダーの位置関係も変化してしまいますので、油面も当たり前ですが狂います)

イメージ 2

そして、フロートチャンバーを取り外そうと致しましたが、何やら外れる気配が無いです

元々PWK28のフロートチャンバーを取り外す際、チョイと工夫して取り外さないといけない感じですが(知恵の輪的なぁ~)、それは除外ししても外れる感じではないので、まさかと思い、フロートチャンバーのドレンボルト(17mm)を取り外し、メインジェットを確認致しましたが、何と

イメージ 3

明らかにメインジェットに位置関係が下がり気味ですので(↑で記載した理由によりこの現象が起きております)、フロートチャンバーがジェットに引っかかり取り外せなかったと思われます

イメージ 4

       取りあえず、ニードルジェットホルダーごと取り外しました

イメージ 5

  その後、難なくフロートチャンバーも取り外し、ニードルジェットも取り外せました

イメージ 6

             これがジェットニードルです

この状態で良くキャブレターとして前のオーナーは使用していたと思ってしまいますなぁ~

そして、OHするので全バラにするのですが、一応確認の為、この辺の部品をキチンと組み込み動作確認してみます

イメージ 7

組み込んでみましたが、↑の写真の状態と比べて頂くと判りますが、メインジェットの位置が適正値になりました

イメージ 8

   ニードルジェットも適正に取り付けられていますので、問題ないかと思います

イメージ 9

                全バラに致しました♪

イメージ 10

ボディー、フロートチャンバーの使用して汚れてはいますが、腐食は無いですので状態は良いかと思います

イメージ 11

PWK28正規品ですとこの様に、フロートチャンバー内にPWKの刻印が打たれております

イメージ 12

PWK28(樹脂製アイドルスクリュー仕様)のアイドルスクリュー、エアスクリューです

このPWK28は樹脂製アイドルスクリュー仕様にマイナーチェンジした際の初期物(刻印SA)で、右側アイドルスクリュー(現行は左右仕様変更可能)、オイルニップル追加仕様です

イメージ 13

ジェットブロックのボルトはご覧の通り、正規品はヘックスローブ穴ボルトで固定しております

イメージ 14

              各部洗浄後、組み付け完成です♪

   こ奴は今現在依頼車両の3VRに装着(OKO30~PWK28)して行きます

                 でわでわww