☆★4VP用シリンダーポート加工的なぁ～２☆★３ＲＹＪＯＧ

チマチマと合間を見て、先日記事にしたシリンダーをフルポート加工を致しました♪

このベースシリンダーの良い点は、４ＶＰ純正、ＲＵＩＭＡ、３ポートシリンダーに比べると、若干シリンダー上面に対し、ピストンが以前より下がってる様にフィッティングするかと思います。

若干このシリンダーの方が約0.5ｍｍハイトしているのは、４ＶＰ純正シリンダーを寸法計測して判っておりましたので（シリンダーヘッド面～ベース面までの寸法が１ｍｍ程長い）、以前の仕様より、圧縮が下がる方向ですが、まぁ～今までが２次で圧縮を誤魔化しておりましたので、私的には有る意味良い感じです

↑の説明からロングクランクにフィッティングする際、ベース、ヘッドガスケットの設定をＳＴＤに近いセットで行える感じになります

ですが、ＳＴＤクランク仕様ですと（４７．６ｍｍ）、セオリー通り、付属もしくは純正ベースガスケット厚ですと、ピストン上死点時の位置関係がロー気味にセットされてしまいますので、２次圧縮が下がり過ぎ、ポートタイミングもかなり変化いたします

ですので、ベースを薄い方向にセットして組み込む必要がございます（０．５ｍｍ以下）

排気ポートタイミングは、上面から約２６．０ｍｍですので、他の純正、社外シリンダーに比べ、だいぶ速めなタイミングですので、大幅なタイミング変更する事無く使用する事も可能なシリンダーです

ですが、今回２５．０ｍｍに設定し、弦長を開口して逆台形気味に形成後、排気ポート内部はエグリ、彫り上げております

上がＳＴＤ、下が加工後

このシリンダーの排気出口は純正シリンダーよりも開口が小さく、このままですとポート加工したとしても、まず糞詰まりしてしまいます

ですがメリットも有り、この開口サイズの自由度が有りますので、抜け過ぎを防ぐべく調整が利きますので、私的に都合が良い感じです

ジェットポート噴出し角度変更、掃気内部、噴出し口形状修正も行っております

ポート加工後、クリアランスは適正に近い状態ですが、軽くホーニング加工して終了♪

今すぐには装着は致しませんが、今後装着して行く予定です

でわでわｗｗ