☆★3GF純正クラッチ加工的なぁ~☆★3RY JOG


先日、クラッチチョイスを増やす為に、チョイと小細工を致しました♪

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今現在も3RYには装着しておりますが、(3GF純正クラッチ2枚、クラッチスプリング50W純正)、今回は同様の3GF純正を若干シュー重量変化でミート回転数orクラッチ全体の重量を変化させられる様加工致します

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私は基本的にクラッチを加工(シュー軽量加工してミート回転数を上昇させる)は致しません

何故かと言うと、私は考え方はクラッチ事態の重量が最低限稼げた方が、クラッチミート後のジャイロ効果を利用傾向になりますので、極力加工せず重量を稼ぎたいと言う事です

後は、特に3枚クラッチの場合、シューが3枚有りますので、全部の重量を合わせませんと各クラッチシューのミートポイントが崩れ、クラッチジャダーが発生致します

軽量加工する際はデジタル軽量計を使用して、キッチリ重量を合わせる事が重要となります

ですので、私は面倒なのも有りますし、↑で言った重量を極力稼ぎたいので3枚クラッチをミートポイントを変化させる場合はスプリングレートのみで変化させます

今回は2枚クラッチですので、3枚よりも重量が多少違ってもジャダーが出たとしても、現象として判り難いです

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大概、クラッチ加工する際は、シューに穴を開けて軽量加工して重量合わせ致しますが、私は、ただ穴を開けるだけではなく、この様穴を開けた後タップを立て、イモネジ(M8 20mm)を使用して穴を埋められる様加工致します

今回はシュー一枚に対し穴は2箇所加工致しましましたが、もう1箇所追加すれば更にセット幅が増えますなぁ~

ですが、加工は見た目以上に地味に面倒だったりします(汗

こうする事で、重量セットアップが3通り可能になる上、イモネジ自体の素材が鉄ですので、アルミとの質量の違いで、実際は3GF純正クラッチの重量は640gですが、若干ですが重量がアップしています

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50エンジンベース(49cc)の場合、クラッチは3枚ですとガツンと繋がりますが、パワーを食われエンジン回転数が下がりロスになり易い傾向で、2JA純正ですと半クラを使用出来加速は良いですが、やはり変速中盤~変速終了後のトルク感、伸びが減少傾向致しますねぇ

ですの、3GF純正が一番重量的にも重くも軽くも無く、シュー1個に対しての質量は3枚のクラッチシューよりも重いですので、クラッチミート時の慣性の瞬発力は3GF純正のが有り、実はピックアップも良い傾向にセットが可能だったりします

クラッチアウターの内径を加工してミート回転数のタイミングを変化する方法も有りますが(SS等ココ1発のセットアップで使用するならまだしも、この加工によりミートする時アウター内径箇所にシューが接触する際、クラッチシューの稼動域が増え、クラッチスプリングの伸び長も同時に増えますので、クラッチスプリングへの負荷も掛かりスプリングが破損する恐れも増えます)、これもアウター重量を極力維持する上では私はお勧め致しません(ジャイロ効果減少、強度的に問題が発生しアウター自体が歪み易くなる上、ジャダーの原因を誘発致します

特に待ち乗りの多い車両での使用では、ストップ&ゴーが多いですので、まず耐久性に問題アリアリですので、使用はしない方が正解です

実際、アウター内径加工はミートポイントを変更する為で加工するのではなく、製品ムラが有るアウターの当たり調整する為に加工する事の方が大半で、アウター内径でミートポイントを変更してる時点で、まず他の箇所でセットアップはまだ出来る範疇なのにココを加工して対処してる時点で意図も無く交換してるのは、耐久性を維持してセットアップ出来ないような考えですと、他の部分にもストレスは来ます

私的に内径加工は加工自体面倒な割りに(重量バランスも取らなくてはならない)、耐久性がガタ落ちするだけで、無駄な加工かと思いますなぁ~

後、クラッチアウターの外周リブ外しをしてアウター軽量を狙うべく外してしまう方も居ますが、これもアウター自体の剛性、補強する為に設けておりますので、取り外しますとクラッチミートした際の摩擦熱による変形を起こし、最悪クラッチジャダーが発生して(アウター自体が歪み始めて現象として起こります)、クラッチ、アウターともに破損する事も有ります

何でもかんでも、軽量化すれば良い物ではないと言う事なぁ~

暇見て、一度コチラのクラッチ変更して見たいと思います♪

でわでわww