★☆依頼車両的なぁ~16 トラブル2 ★☆アプリオ タイプⅡ4VP


もうエンジンOHしてから、約800k程は走行して、何も問題も問題なく走行し、快調に走っておりましたが、帰宅時チョイとトラブル(汗

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そこまで飛ばして走行しておりませんでしたが(やわk~ゆわk位で巡行)、前方の信号が赤で減速し、その後車両が停止に近付いた所で、信号が青になり惰性で再度スロットルを開けて行きましたが、交差点を過ぎた辺りで、突然エンジンストール(速度はあわk位での事)

まぁ~この様な状況には慣れておりますので、まず抱き付き(戻し焼き)を起こしたのは判りました

腰上からのピストン打音が全くしていませんでしたので、気にはしておりましたがぁ~

私的に若干アイドリング時にピストン打音が出てる位の方がクリアランス的に安心致しますなぁ~

ですので歩道に車両を寄せ、一度キックしてみましたが、明らかに抵抗になっておりますので、完全にヒートしております

原因としては、瞬間的にヒートしたとしか言えませんなぁ~

まぁ~こう言う状況になる事は念頭には入れておりますので、特に焦ってはおりません

そして、エンジンを冷やす為、近くにブッ○オフが御座いましたので、ココ1時間程立ち読みをして時間を潰しました

そして、立ち読みを終え、エンジンも冷却されておりますので、1度キック致しましたが、抱き付き前よりも若干抵抗は有りますが、だいぶクリアランスが戻っており、取り合えず空キックをして混合気を送り、スリーブ内を馴らし、その後無事にエンジン始動させ帰宅いたしました

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そして、帰宅しプラグはこの様な状態で、特に薄い状況では無いのが判ります

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早速腰上をバラシて行くのですが、シュラウドを確認致しましたが、ヘッド吹き抜け痕も無く状態は保たれておりました

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腰上周り、インマニ付近も吹き抜け痕、オイル漏れ等も無く状態が保たれております

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これが取り外した腰上周りですなぁ~

吸気側のみですがピストン側は1本縦傷で深い箇所が御座いますが、全然修正出来る感じです

シリンダースリーブ内の傷は爪で引っかかる程の物では無いですが、ピストンのアルミ片が付着してる箇所が有るので、ホーニングツールは使用せず、耐水ペーパーで面取りし(120番)、修正して行きます

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ヘッドはこの様な状態です

特に問題なく、デトネーション、ノッキング痕も御座いませんなぁ~

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修正後です

シリンダースリーブ内は完全にキズが無くなりました

これをホーニングツールで仕上てしまうとクリアランスが排気側も広くなり、かなりピストン打音が出てしまう上、最悪ポートにリング引っかかり破損してしまう事もありますので、ピンポイントで修正して、ピストン側も面を修正して、現物合わせで、シリンダースリーブ内に修正したピストンをストロークしてみてクリアランスを吟味しながら修正していきます

ピストン修正は一番縦キズが深い箇所は多少残っておりますが、その他のキズは取れております(この1番縦キズの深い箇所を完全に消えるまで面を取ってしまうとクリアランスが広くなり過ぎて、ピストン打音も大きくなる上、↑で説明した現象になる事が有ります)

この一連の作業をしないで、抱き付き後エンジンが無事に掛かったからと言う事でこのまま修正せず走行致しますと、まずすぐにヒートして、再度抱き付き、どんどん酷い状況になり最悪腰上が使い物にならなくなります

ですが、1度抱き付き、すぐに修正して、再度組み込めば大体問題なくクリアランスが保たれ、抱き付く要因が解消出来ます

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ピストンにリングを組み、シリンダー、ピストンをエンジンに組み込み、フライホイールを回転させ、クランクを回してピストンをストロークさせましたが、変な抵抗も無く問題なく修正出来たと思います

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その後、ヘッドを組み完成♪

シュラウド、マフラー類を組みました

そして、早速空キック致しましたが、抱き付く前と同等の感触に戻り、何回か空キックを行い馴染ませ、キーをONにしてキックスタート致しましたが、1発でエンジン始動♪

アイドリング時ピストン打音は微かにしますが、至って問題状態ですので、修正は完了致しました

因みに、セッティングは変更はしません

でわでわww