☆★依頼作業的なぁ~エンジン製作12 クランク、オイルシール組み込み☆★アクシス90 JOG90 3WF 3VR JOG
今回はオイルシール(クランク部)、スーパーロングクランク(47.6mm)をクランクケース(駆動側)のみインストール(腰上のセットアップの模索をする為)致します♪
このエンジンプランは自分の3WFエンジン以外に何機か製作致してきておりますので、有る程度データーを持ち合わせておりますが、やはり若干の製品ムラが御座いますので、実寸を把握してセットアップ致しますので、クランクは片側のみインストールし、腰上を仮組みし吟味し行きます
コチラは純正オイルシール(クランク用)ですなぁ~
特に駆動ケース側のオイルシールはキチンとした位置までインストールする事が重要で(ジェネレーター側のオイルシールは指で垂直に押し入れればインストール出来、専用ステー、ボルトで固定します)、私の場合この様な塩ビパイプのエンドキャップをSSTとして流用しゴムハンマーを使用し打ち込んで行きます
この塩ビパイプのエンドキャップがジャストフィットなんですよねぇ~
こんな感じですなぁ~
初めてこの作業をする方は、ここのオイルシールの位置関係を覚えておく為、写真を撮る等しておいた方が良いかと思います(オイルシールのインストール位置が浅過ぎると1次圧縮が漏れる恐れも有る上、奥に入り過ぎるとクランクベアリングに接触し抵抗になる上、オイルシール自体も磨耗してしまいます)
私の場合、STD位置よりも若干オイルシールのインストール位置を深めに致します
それは何故かぁ?
それは、こうする事で若干1次圧縮を上昇する事が可能になるからです(クランク室内の容積が少なくなる為です)
これは、昔Nチビ等弄ってる時、ジェネレーター側のクランクオイルシールを若干STDより深めに押し入れて(ベアリング側面ギリギリまで攻めてはおります)、1次圧縮を上げていた時から(昔の常套手段)に名残で対処しております
こういう地味な所の気遣いで、エンジンの出来の差が出たり致します(爆
後、まぁ~ここのオイルシールの止めが無いですが、かなりインストールする際キツメですので、圧縮的に抜けてくる事は無いですが、ストッパーとして流用出来る部品は実は御座います(CPIエンジンはこれの策がされております)
ジェネレーター側は、この様にサクッとインストール出来ます
駆動側にクランクをインストールする前に、軽くベアリングにオートルーブを注入しベアリングに馴染ませます
コチラがスーパーロングクランク(47.6mm)です
クランクケースにクランクシャフトを挿し、クランクインストーラーを装着致しました
クランクインストーラー側のボルトをゆっくり締めつつクランクシャフトを引き、インストールして行きます
ですが、最終的にクランクの位置関係を出していきますが、若干クランクの引き白を約1.0mm程保った状態で留めておきます
クランクをクランクケースにインストール致しました♪
クランクを回転させましたは、ヌルヌル回転致しますなぁ~
後は、コンロッド部の大端部の脱げも出来ており、干渉もせずクランクが回転しておりますので、問題無く稼動しております
先日加工した腰上を仮組みして、ロンクラを装着致しましたのでシリンダーベース厚、ヘッド等の選定等を模索して、有る程度データーを取り、以前製作したエンジンのデーターと照らし合わせ吟味後、ジェネレーター側のクランクケースをインストールし組み上げて行きます♪
でわでわww