☆★依頼作業的なぁ~エンジン製作18 修正☆★アクシス90 JOG90 3WF 3VR JOG


腰上を組んで行くのですが、アルミベーススペーサーもそうでしたが、やはり若干精度が悪く、ヘッド側もご覧お通り、燃焼室の外径とスタッドボルトの穴位置の精度が悪い為にピストン上死点時干渉してる音が出てた理由としては、スペーサーのスリーブ内径のエッジに干渉して打音が出てい居たと言う事が判りました

シリンダーを仮組みしてもやはりズレが生じてしまいますので、チョイと細工致します♪

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こんな感じですなぁ~

この状態ですとスタッドボルトを仮締めしていないので、この様な状態になっておりますが、仮締めしても、だいぶズレは解消されますが、やはり弊害が出るほどのズレが生じています

ですが、スペーサーの角度、裏表を変更し合わせると、一番帳尻の良い箇所が御座いましたので、その位置で固定して基準とし、スペーサーも修正加工致します

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まず初めに細工するのは、シリンダースタッドボルトが通る箇所に、真鍮パイプを打ち込みシリンダーの芯を決め易い様に施しました(対角線上に2箇所に打ち込んでおります)

この手法は大概の方は、排気ポート加工した際、弦長幅をかなりザックリ開口して、内部をエグり、排気ポート内に穴を開通させてしまった際、穴埋めをする時に真鍮パイプでメクラして、外側からエポキシ系パテで補強する時に使用する手法では有りますが、私はこの様な腰上の状況の場合、シリンダーの芯を固定する為に真鍮パイプを使用致します(私のフルポート加工(4VP、5FA、3WFシリンダー)の場合、1ポート仕様のシリンダーの加工の場合、まず排気ポートが貫通する所まで弦長を追いませんので、まず細工する事はないです)

後は、アルミヘッドスペーサー側も燃焼室内径側を逃げ加工して対応致しました

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仮組み致しましたが、ピストン上死点時にヘッドに干渉せず逃げておりますので、美味く対処できたかと思います

ヘッド逃がし加工も美味くシュラウドに収まっておりますなぁ~

これでようやく腰上の本組みが出来る所まで仕上がりました♪

でわでわww