☆★依頼車両的なぁ~1 充電系☆★SA16J JOG 3WF


先日、入庫したSA16J@3WFですが、こないだ説明した通り充電系不良を起こしており(全波整流化済み)、依頼主さんがいる際に、まずエンジン始動前のバッテリーの電圧をテスターにて測りましたが、12.7V程有るのを確認し(事前に依頼主さんが充電しておいたみたいです)、エンジン始動後、更にテスターにて測定しましたが、ほぼ充電がされておりませんでした

ですのでレギュレーターのみ私のストック品に交換し、再度エンジン始動しテスターにて再測定致しましたが、問題なく電圧が上がるようにはなりましたが、大体エンジン回転数が3000~5000付近で、正常ですと14~15Vで電圧リミッターが掛かり安定し制御するのが正常では有る物の、17V近くまで跳ね上がりましたので、「このレギュレーターも駄目なのか?」と思いましたが、他のレギュレーターに交換しても状況が変わらず、結論からすると、レギュレーターが故障した原因はステーターコイルが何なかの原因で故障した事で、2次災害的にレギュレーターがパンクした可能性が大です

ですので、ステーターコイルも交換して行く形となりました

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取りあえず、動作確認する為に、ストック品の5FA純正ステーターコイルASSYを用意して、全波整流化致します

テスターにてコイルの抵抗値を測定致しましたが、チャージ、ライティングコイルともに基準値内に抵抗値が収まっており、きちんと導通してる事は確認済みです

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ステーターコイルとベースプレートをバラバラに致しました

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そして今回前からネタにする為に純正部品を新品で用意していましたが、私自身ステーターコイルは規制前仕様しか使用しませので出番が無かったですが、今回この様な状況ですので、バッチリな車体に使用したいと思います♪

ヤマハ純正某車両用ステーターコイルASSYです

ステーターベースプレートは今現在使用してる物を使用しますので(点火進角用長穴加工、規制後オイルポンプ取り付け車両の場合オイルポンプ箇所の逃がし加工済み)、これはステーターコイル、ピックアップコイルのみですので、5FA、5BM品番のステーターコイルを新品で購入するより安価で入手出来ます

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左が5FA等の規制後ステーターコイル、右が某車両用

形状、コイル数はほぼ同等品となります

違いはステーターコイルをベースに取り付けるボルト穴の数、位置が違うだけですが、1箇所は位置がドンピシャに合い、良く見るとココにボルト穴を開けて下さいとばかりマーキングが有るのが判りますw

ですが正直、ベース側の中心箇所でステーターコイルとベースの位置関係はキッチリ芯が出ますので、ボルト1本留めでも問題なさそうですが、今回はボルト穴を開け直します

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某車両用は裏側にこの様なプラスチックのカバーが取り付けてあり、これはステーターコイルをベース取り付ける際邪魔になりますので取り外します

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某車両用ステーターコイルASSYを5FAステーターベースプレートに合わしてみました

バッチリですなぁ~

某車両用のピックアップコイルも使用可能ですが、ピックアップコイルの取り付け箇所を少加工を施せば使用可能ですなぁ~

ですが、今回はピックアップコイルは不具合は御座いませので、ハーネスは某車両用を全て使用し、ピックアップコイル部のハンダを取り外し入れ替えて使用します

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取り合えず、動作確認用に5FA純正ステーターコイルを全波整流化を施し、動作が正常に稼動しましたら、SA16Jから取り外したステーターコイルASSYをバラシ、某車両ステーターコイルASSYも全波整流化して組み換え、車両に取り付ける形になるかと尾もいます

でわでわww