★☆ポート加工的なぁ~2★☆

先日、知り合いのビーク100のシリンダーをポート加工致しました!
 
通勤仕様なので排気ポートを重点的に掘りノーマル26.5mm上面から25.5mmで合わせ横にスタッドギリまで掘り、排気口は、楕円にして低速域を損なわないよう加工(ノーマルマフラーなので)掃気は左右でバラバラorバリバリでしたので形状修正し、取りあえずヘッドはそのままの仕様で行くつもりです。(恐らく面研しないと駄目でしょう)
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上が加工前、下が加工後。
 
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排気口は26mmで楕円仕様
 
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CPI純正シリンダーは全く刻印が無いんですねぇ~!
 
装着して見ましたがやはり低速~中速がスポイルしていますが高速は良い感じですねぇ!
 
恐らく想像では駆動系では修正出来ないような気がします。
ノーマルシリンダー時からメインを10番アップ、スロー5番アップ、ニードル一番下、ダクト1本追加。
 
高速域の燃料は合っているのですが、やはりミクニVM16のニードルもかなり太いですねぇ(TKキャブ後期より太い)のでこれが原因でしょ。これもいつものリューターに付けて、つま楊枝仕様(笑)にしてしまいましょう!
 
真似はしない方が良いですよ(笑。
 
ニードルを加工して取り付けて見たところ、やっと中速域が濃く出てきてトルクもありますので。良い感じ!
 
このビークのセッティングの方向性が見えてきました。
 
 
 
PWK28でしたら、ニードルが結構種類があるので、やはりセッティング自体が遠回りしなくて良いですねぇ~!
 
 
 
こんなの高くて買えないよ!面倒くさいよ!って方は、改造は止めたほうが良いでしょう。
 
 
 
ですが、ポン付けて結構いい加減にセットしてもそこそこ走ってしまいますが、逆に言うとバッチリセットが出ているのかが判りにくい点もあり、バッチリセットが出た時は、かなりポテンシャルを発揮するキャブで私は好きです! (昔から良く使っていたので)
 
 
 
OKO製のキャブは、基本PWK28のコピーなので、アフターパーツを使える点は良いのですが、ロッドで性能のバラつきがあるみたいなので、(スロットルバルブのガタが大きく、ニードルの消耗が早い)。値段を考えたらお買い得なキャブでしょう!
 
 
 
私の経験上、ミクニのキャブはスロー域がかなりシビアで結構エアスクリューだけを1/6回転位回して調整しても、フィールが変化します。(スローが極端に小さい為)
 
 
 
 
デロルト製キャブは、もっと全体的にシビアなキャブですねぇ!(オートチョークが便利ですが)私は使いこなせません(笑。
後、ジェット類のコスト的な問題も有りますし。
 
 
 
私は基本スロー域は朝一チョークを引かないとエンジンかからない所でセットしています。(チョークを引かないでかかってしまう位のセットですと濃いです)
 
 
ですのでオートチョーク車は結構スローの番数が合ってないことが多いです。
 
 
 
ファインチューニング位でしたら、ミクニVM18を私的にはお勧めします。(安く済ましたいのであれば、RZ50やTZM50のノーマルキャブ。VM18ですので)箱も取り付け出来ますし!一番扱いやすいと思います!
 
 
負圧用ニップルを加工して取り付けて、ヤマハ車でしてたらノーマルインマニでも取りつけ出来ます!
 
 
 
 
 
話は戻ります(笑。
 
しかし、低速が若干スポイルしているので、(ポート加工により二次圧縮が減少している為)ヘッド面研したほうが良いと想像出来ます。
 
後は低速~中速の繋がりが良い所を探ればOKですねぇ!
 
駆動系はその後です。