★☆ビーク@4VP クラッチ加工的なぁ~★☆


先日、クラッチの対応をどうするか考えた結果、クラッチシューの軽量化をする事に致しました。

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K○製3枚補修用を使用し、クラスプはキ○コ製にしておりますが、クラスプの強化はこれ以上出来ませんので、シュー本体の若干シェイプ致します。

純正3YJ,、4VP純正3枚クラッチは、K○に比べ5g程重いですが、3YJ純正の方が、シューの素材が食い付き易く、4VP純正の方が食い付きにくい特性となっております。

       K○は、やはりコストパフォーマンスが良いのに、シューの素材はかなり良い部類です。

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                            STDのシュー単体の重量です。

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そして、こちらが6.5mmドリル刃で揉み、細かい重量バランスは、3つ有る内一番軽量の物に合わせる為、剛性に影響がない箇所を使用しリューターで少しずつ削り、重量を合わしております。

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      このバランスを取ってあげないと、各シューのタイミングがズレ、ジャダーが発生いたします。

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後は、序にシューのアウターとの接触面が当たりが出ておりませんので、ツルっとしてる面が接触してる面ですので、ペーパーヤスリで、接触してる面をチョイと削り、合わし込むと満遍無く、接触して無い箇所の面面方向になりますので、当たるようになります。

    品質ムラがかなり有りますので、取り付けて見ないとこの当たりハズレは、判らないですねぇww

                   アウター内径の方も歪んでる場合もございますし(汗

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                             後は、組み付け終了♪

クラッチは、ただ軽量にすれば良い物ではなく、最終的にエンジン特性、プライマリーセットをして、追従出来なくなった時に、交換して行くのがセオリーかと思います。

シューを軽量にしていけは、ミートポイントは上がりますが、軽くなった分、遠心圧力が減少しクラッチがキチンとアウターを捕らえられないなんて事も有ります。

ガッツリ、シューに穴を空け、軽量クラッチ化してるのを、良く見ますが、シューの重量を合わせず、各シューのミートタイミングがずれる事によりジャダーが発生し、軽量化した事により、遠心圧力が減少し、アウターが青く焼けている何てパターンも有ったりもします。

今回、私はクラッチスプリングのチョイスが出来ない、プライマリーで誤魔化せるが、プライマリーが最大変速出来ない様なローラーセット(吹け切ってしまう状況)になったしまいましたので、クラッチ加工致しましたが、通常は軽量加工はしません。

シューの重さは、各4g程しかシェイプしておりませんが、試走した感じでは、クラッチミート、インは各300rpm程上がり、本当に若干の上昇を目論んでおりましたので、良い結果になりました♪

            後もう少し軽量しても良いですが、今回はこれで調整して行きます♪