☆★OKO28改的なぁ～パワージェット等☆★３ＲＹ JOG
先日、ジャンク品でストックしていたＯＫＯ２８（スロットルバルブ固着不良）を原因が判り、改善出来装着致しましたが問題なく使用出来ましたので更に加工を進めました♪
キチンと正常に稼働を確認しましたので、またまた全バラにして追加加工を行います
今回の加工は、アイドルスクリューのもう片側に追加加工（旧ＰＷＫ２８ＲＲ等）は右側にスクリューが有りましたが（旧型は鉄製スクリュー）、現行ＰＷＫ２８ＭⅡ等はスクリュー自体も鉄製から黒い硬度プラ製になり、両側にアイドルスクリュー用のタップが切って有り片側はボルトで埋めてあり、都合の良い方を選択出来ます（現行PWK28はデフォルトで右側にアイドルスクリューが設定されております）
OKO系は現行PWK２８の様にココは都合良く加工して有りません（OKOは左側にアイドルスクリューが設定されております
JOG系にOKOを装着するとアイドルスクリュー調整が作業し難く、尚且つOKOのアイドルスクリューはやたらと固く回し難いのも欠点となります
ですので、現行PWK２８同様に左右アイドルスクリューを設定可能にする為、右側にタップを追加し、アイドルスクリューのスプリングもチョイとチョップし加工致します
後はOKO24を無駄にせずに、パワージェット系のパーツは移植して、このOKO28をパワージェット仕様に加工致します
アイドルスクリュー追加加工を致します
加工は地道にピンバイスを使用し下穴を加工。（電動ドリルを使用しますと場所的に寸法、過熱によりクラックが発生する可能性が御座います）
その後下穴加工後Ｍ４タップを立てました
右がＳＴＤのアイドルスクリュータップ穴、左が追加加工したタップ穴
これで現行ＰＷＫ２８と同様の仕様になりました
そしてＯＫＯ用のアイドルスクリューのテンションスプリングはチョイと寸法的に長めに設定しておりますので、アイドルスクリューを閉め込んで行くと手応えがかなり硬くなり動きが渋いと言う事に繋がっております
ですのでスプリングをチョイとカットし（カットし過ぎると遊びが増えテンションが掛からなくなりますので注意が必要）、後はスプリングの末端がキャブに引っ掛かり抵抗になりますので、ワッシャーを追加し抵抗を無くします
後は一回タップでさらってやるとアイドルスクリューのフリクションが軽減出来たりします
これで手回しでもテンションがキチンと掛かりつつ、アイドルスクリューが調整可能になります
次はパワージェット追加加工致します
一般的にＯＫＯキャブは２４以外パワージェットが設定されていませんが、（どこかでＯＫＯ２８のパワージェット仕様が売っていたようなぁ～メインジェットは京浜丸型大仕様ですが）、パーツはＯＫＯ２４から取り外し（ニップル、パワージェットのジェット、上蓋等）ＯＫＯ２４同様の仕様に加工
基本ボディー形状は同じですので、そんなに加工は難しくは無いかと思います
初めにジェットの取り付けする箇所の下穴加工をしてパワージェットの末端が細くなりますので（約３ｍｍ）、まず３.２ｍｍのドリルを使用しピンバイスで加工
その後、ジェットのサイズに加工するのですが、Ｍ５ですので下穴を４．２ｍｍで掘るのですが、先ほどのジェット取るつけますので、完全に貫通させず２ｍｍ程度土台を残します
そしてＭ５タップ立てます（上蓋もＭ５です）
キャブ入り口側はこんな感じです
そして洗浄後、各パワージェットパーツを取り付けました
変化も無く何処を加工したの？って感じですが、ＯＫＯ２８です（汗
フロートはＯＫＯ２４用ですが、★☆ＯＫＯ２４キャブ的なぁ～2★☆参照
フロートは以前レイアウト変更し、ＯＫＯ２４のデフォはキャブ本体側にニップルは打って有り、フロートチャンバーの間にＯリングを使用し取り付けて有りますが、フロートチャンバー側にダイレクトにニップルを打ち込み（下穴を再加工）、キャブ側も元々取り付けてあったニップルが装着されていた箇所は邪魔になりますので、キャブ本体側を逃げ加工致しました（ＰＷＫ２８にはこの部分は元から逃げており、ＫＯＳＯキャブのパワージェットの物と同様の仕様になります）
各部パーツを組み込み完成♪
アイドルスクリューは右側に変更し（コチラの方ですとカバー類を取り外さず調整が可能になります）、左側のアイドルスクリュー用のタップはボルトを埋め込みました
パワージェットをキャンセルする場合は、フロートチャンバーを２８用に変更し、ホースを外しニップルにメクラをして（恐らくしなくても問題ないですが）変更可能です
中々長々と加工致しましたが、こないだ粉砕したＯＫＯ２４も無駄にはならず、ＯＫＯ２８改が完成致しましたので、装着してまた新にセットして見たいと思います♪
でわでわｗｗ
