☆★依頼車両的なぁ~3☆★アクシス90
続きです♪
私の場合、クラスプは始めはSTDを使用し、エンジン仕様(ボアアップ、ポート加工、ロンクラ、キャブレター、駆動系変更セットをある程度纏まって段階で、微調整が必要の場合交換する感じです。(最後に状況により交換する形です)
そして序に、クラッチ自体バラシ、シュー部分を確認して(シューはまだまだ使用可能です)
後はシューとベースプレートのシャフトの状況を確認して(過剰なスプリングレートを使用してる場合シャフトが変形してシュー事態の動きも悪くなる、当たりが変化でキッチリシューが面を捕らえられなくなり、トラクションが逃げてしまってる場合が有ります)、この3YJ純正クラッチは正常でした
そして洗浄後クラスプを組み付け完成♪
よくアウターの外周の補強リブを取り外して軽量化?してる方がおられますが、恐らく軽量化する事で、狙いがレスポンス、ミート回転数等を上に上げたいと言う趣旨が有るのかと思いますが、アウター内径加工するのでしたら、ミートタイミングを遅らす事が可能になりますが、リブ外しだけでは何も変化が無いと言うか、デメリットでしか無いです
ですが、これは理にかなってる様でそうではないです
クラッチミートを上げていけば、それだけ熱量も上昇していきますので、アウターに熱が溜まります
熱が溜まるという事はアウター自体が熱で変形していきますので、それをカバーする為の補強リブが装着されています(最悪ジャターが発生し、クラッチが偏磨耗します)
そしてセルギア周りもバラシ、各部点検して異常が無いのを確認して、洗浄致しました
クランクケース(駆動系)もかなり汚れておりましたので、ボンスター、パーツクリーナーを駆使し、洗浄致しました
ミッションも確認致しましたが、プライマリーギアを指で揺すってみましたが触れもまだ許容範囲ですし、Rタイヤを回転してみましたが、ミッションケースからの音はまだ静かな感じですので、まだ交換しなくても良い状態かと思いますが、オイルのみ交換致します
プライマリーギアのベアリングは特に3WFエンジンは逝き易いですので、定期的の交換するのが良いかと思います。(ギアの当たりが広くなり、ベアリング交換しても以前より音が大きくなる事も有り、最悪ミッションギアが欠けて、交換となる事も有ります)
駆動ケースカバーもかなり汚れておりますので、ここクランクケース側と同様に洗浄いたします
この様になりました♪
クランク(キックピニオン)の状態がかなりサビが発生しており(恐らく依頼主さんはセルオンリーで始動してたと思われます)、ボンスターで磨き、グリスを薄く塗り、クリップを若干クリアランスを緩くセット致しました(これがミソ)
3WF純正駆動ケースカバーの作りから、ダクト部分から水分か入り込みやすく、この辺の部品がサビが発生し易いですので、たまにはサビ落しも兼ねて、キック始動をして動かした方が良いかと思います。(私は3WFエンジン搭載時は50用駆動カバーに変更してます)
(
左が装着していたプライマリー、右が私のストック横○プーリー、3AA純正フェイス
プライマリーは、私のストック品で組み込み、フェイスは3AA純正をスプライン径を加工して装着致します
ベルトは3WF純正、幅は16,4mm 長さは793mm
セルギア関係、プライマリー、セカンダリー周りを組み完成♪
3AA純正フェイスはまだ加工しておりませんの、取り合えずストックの3AA純正改を装着致しました
以前の駆動系の状態ですと、横○付属ボス(3WF純正ボスより約1.0mm長い)のみでシムは入っていない状態で、前記事にも記載致しましたが、ベルトがP○S○製が装着しておりましたが、この状態でベルトの張りが緩いという事は、ある程度セットが出来る方なら理解が出来るかと思います
シムを入れれば悪影響になり、ボスを短いもの(3WF純正等)を入れプライマリー側の落とし込みを減らし(ベルト位置を上げる)ローを殺し、ですがベルトが長いのが理由で今度はセカンダリー側でベルト位置が上がり過ぎでトルクカムにキッチリ食い込まず(判り辛いですが、ただトルクカムにベルトに乗っかってる感じ)結局ベルトの張りは改善出来ず、プライマリー側ではローを殺して事で、ウェイトを極端に軽くセットして(トータル30g)で発進を誤魔化しておりますので、セッティングの奥行きを自ら減らしてるにしか過ぎず、プライマリーの選定もそうですが、実に根拠の無いアンバランスな仕上げ方です
駆動系は1にバランス、2にバランスと言う位の物で、ショップさんでこの様な仕上げをしてるのはチョイと考えさせられますねぇ~(個々で色々思う事は有るかと思います)
前記事にも記載した事がこの状況なので、理解出来るかと?思います
まだ続きが御座いますが、後ほどまた更新したいと思います
でわでわww