☆★依頼車両的なぁ~14☆★アクシス90 腰上組込み


              腰上を交換したいと思います♪

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         まずマフラー、シュラウド関係を取り外しました

序でに依頼主さんから事前に聞いていました、某ショップさんのナンチャラカンチャラセットの一部のチューンとして、ステーターベースの長穴加工(点火時期進角方向)、フライホイール軽量加工をしたと言う事ですので、拝見致しましたが、両方とも加工されておりましたが、フライホイールは3WF純正品を加工してありますが、ステーターベース側は

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                この様な状態です(汗

ほんの少し加工してありますが、この程度では私的に加工しているとは言い難い感じかと思いますねぇ

色々この車体をバラシて来ましたが、某ショップさんが手を加えた箇所は間違いなくステンキャップボルトに変更していますが、ステンボルトの特性を理解してる上で使用してるか疑問です

              後ほど具体的な事は記載します

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           そして取り外した腰上(3WF純正)です

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       抱き付き暦も無さそうですので、状態は良い方かと思います

              ポートも無論STDの状態です

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ヘッド(3VR純正)は某ショップさんのナンチャラカンチャラセット(しつこいですがぁ~)の1部で、面研を行ってるみたいですが、3WF、3VR純正ヘッドはスキッシュ付近の段差が約1.2mmで、このヘッドの段差を計測致しましたが、殆ど面研が行われておらず、シリンダーと接する面の面取り加工(意味が無い加工)がされておりました(汗

         本当にもう何回目でしょうかぁ~有り得ませんなぁ~

まぁ~今までの流れからこんな事も想定できましたが、詰めが甘い加工をして作業致しましたとは、考えられません

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序に今回は変更する事はしませんが、オイルポンプのボルト(2本)のシリンダー側のボルトはかなり場所的に取り外し難いですので、今の状態ですと楽に取り外せますので、ショックドライバーを使用し外しておきました(1本止めで十分ですので、今後オイルポンプを取り外す際は手前のボルトを取り外せば、脱着可能です)

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ベースガスケットがかなりこびり付いて居るのと、スタットボルトが緩んでる箇所が御座いましたので、スタットボルトを4本とも1度取り外し、その後ベースガスケットを綺麗に取り除くのですが、カッターの刃を使用し丁重に取り除き、その後パーツクリーナーを吹き各部洗浄後、スタットボルトを組み付けました。

シリンダーを脱着する際、シリンダーのボルトを緩める際一緒にスタットボルトが緩んできた経験がある方も居ますかと思いますが、やはりここも気を回して組み付けませんと、吹き抜けの原因になりますので、腰上をバラした際は必ず緩みが無いか確認後、再度腰上を組んで行った方が良いかと思います

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  ベースガスケットは付属の物を使用し、ピストンを組み、シリンダーを合わせました

        1つ加工を行わないと組み込め無いですので、チョイと中断

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     そして先ほど取り外した3VR純正ヘッドを面研加工致しました♪

              面研量はマル秘です(汗

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         ヘッド面研加工も終了致しましたので、作業再開

  液ガスを塗り、半乾きになるのを待ち、その後シリンダーに合わせて組み込みました

フライホイールを回転させてみましたが、嫌な感触も無く、問題なく組み込めてかと思います

           続きは後ほどまた記事にしたいと思います

                   でわでわww