☆★またまたトラブル的なぁ~☆★3RY JOG


ようやくセットアップも美味く纏まって来たと言うのにトラブル発生(汗

イメージ 1

昨日帰宅時に、途中で買い物をしてチンタラ走行していた所、信号が赤で車体が停止する直後(20km位)の時に、エンジンが停止し、所謂抱き付き的なぁ~停止ではなく、単純にアイドリング時に、エンジン停止するのと同じ感じに止まり、「単順にエンスト?」と思い、路肩に車体を寄せ再度、セルでエンジン始動させましたが、ウンともスンともエンジンが掛かる気配がありません

ですので、セルを回しながらマフラー出口に手を当て排気圧を確認致しましたら、何やら排圧が低く感じました

「ヘッド吹き抜けかぁ?」と思いましたが、ヘッド吹き抜けですと走行に支障が出ては来ますが、エンジンが全く掛からない程にはなり難いかと思います

そして、プラグを取り外しましたが、特に色の変化も無く、アルミ痕も付着しておりませんので、オーバーヒートによる抱き付き等の原因では無いとは思いますねぇ

最高速時や、巡航で走行していてトラぶったのであれば、要因の判別は付き易いですが、これはバラしてみないと何と思えませんねぇ

ですがプラグも点火してますし、おおよそ腰上のトラブルが濃厚かと思います

取り合えず、車体を押して帰宅致しました(汗

まぁ自宅から5km位の所で停止致しましたので、ラッキーでしたなぁ~

イメージ 2

帰宅後、早速シュラウドを取り外しましたが、ヘッド吹き抜け痕が無かったです(有る意味ココが抜けてるだけなら、かなりラッキーな感じかと思いましたが、そう美味い具合にはいきませんなぁ)

イメージ 3

腰上を取り外しましたが、やはりこの様な状態になっておりました(汗

チョイと凹みますなぁ~

ピストンリングは両方とも折れており、写真を見て左側のサークリップも吹っ飛んでおりました

イメージ 4

これが取り外した純正改のシリンダー(4JP純正)、ヘッド(3YK純正)、ピストン(3CP純正)

イメージ 5
イメージ 6

ピストンは、中古の3CP純正を使用しておりましたが、どちらが原因か判りませんが、恐らくサークリップが何かの拍子に(ピストンの共振等)、運が悪く脱落してそれがピストンをシリンダー燃焼室に食い込み、2次災害的にリングを折る形になり、圧縮が抜け停止したと思もわれます

腰上組み込み直後にこの様な、トラブルになる場合が有りますが、それはピストンにサークリップを組み込んだ際、キチンと溝に嵌っていない状態で、組んでしまうと起こる事が有りますが、大概が共振により脱落する事がまれに有ったりします

リングが経年劣化で折れたという事も考えられますが、その場合サークリップが脱落する確立は低いと思います

イメージ 7

ヘッドはデトネーション痕は無いでしたが、サークリップが脱落した側に、チョイとサークリップの破片を打った様な後が有る程度でしたので再使用は可能です

イメージ 11


シリンダーもサークリップ脱落した側の、キズが入ってしまっておりますので、チョイと慣らして使用する事は可能かと思いますが、こ奴は残念ですが使用するのは止めます

またシリンダーは再度別シリンダーにフルポート加工すれば良いだけですので(データーは持ち合わせています)これは一応サンプルで取っておきます♪

イメージ 8
イメージ 10

序でに、キャブレターも全バラしてOHしておきました

イメージ 9

4VP純正リードバルブも点検致しましたが問題なかったです

取り合えず走行出来ないと困るので、新規シリンダーを製作出来るまで、このエンジンをOH直後装着していた、3YJ純正シリンダー(STD)を組みます

でわでわww