★☆依頼作業的なぁ~31 駆動系リセッティング3★☆スーパーJOGZ


先日、セカンダリー側のキックバックの戻りが悪くなる原因はセンスプを交換して改善はした物の、やはり有る程度走行しますと以前と同様の症状が出ておりましたので、恐らく他の要因が有り、センスプのバネレートを硬めにすると改善されたと思われます

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プライマリ、セカンダリのどちらでも言える事ですが、駆動系が冷えてる時は完調なのに、温まってきますと不調になる場合は、所謂熱ダレ的なぁ~考えが浮かぶかと思いますが、私の経験上、体感出来るほどのフィーリングになる事はまず有りえ無いと考えております

根拠は、熱ダレが原因と有れば、走り始めて即にフィーリング変化するほどの、駆動系の熱量はかなり早い段階で溜まりますので、露骨にフィーリング変化すると思うからです

まず祖の様な事は無いと思います

プライマリ側が原因とした場合、まず初めに考えられるのはやはり、プーリーのボス稼動部(真鍮箇所)とボスのクリアランスが広くなり過ぎて、真っ直ぐプーリーが稼動出来ず変速ムラを起こすのが大半の原因です

セカンダリー側での原因の場合、トルクカムとフェイクストシーブのボス部分との稼動部分に何らかの原因で(バリ、汚れ等)、動きが悪くなってる場合は、キックバック時の戻りが悪い、変速ムラを起こします

ですので、まずプライマリー側(プーリー、ボス)を交換して(3YJ純正プーリー、ボス)を交換して、その他は現状のまま有る程度走行して来ましたが(5Kほど走行)、やはり症状が改善されていませんので、プライマリー側が原因では無さそうです

今度はプライマリーを戻し、セカンダリー側をバラシて見ましたが、何とトルクカムを稼動してみましたが、稼動させるたびギシギシと音を出しながら、稼動時の手ごたえも負荷が有り、恐らくこれが原因なのは間違え無さそうですなぁ~(汗

確かに、トルクカムは現状で取り付けて有った3FC純正を加工したのではなく、私のストック3FC純正品ベースで加工して、それを入れ替えて取り付けてますので、フェイクストシーブのボス部分のクリアランスの違いが多少たりとも出ていますのでそれが原因と、後は単純にバリが発生して、ボス箇所に噛み負荷となっていた可能性も御座います

フェイクストシーブ側のボス部分の当たりが強そうな所はコンパウンドで磨き、トルクカムは、オイルシール等取り外し、各部洗浄後、バリを確認して、後はオイルシールを組み付け、仮組みして動きを確認致しましたが、問題なくスムーズに稼動する様になりましたので、新規でグリスを塗り組み込みました

原因は改善出来たと思いますので、センタースプリングは3VR1純正から以前装着していた3YK純正に戻しました

そして走行致しましたが、完全に完治出来ました♪

5Kほど走行してきましたが、フィーリング変化も起きず完調になり、キックバックも瞬時に移行する様になりました

でわでわww