★☆依頼車両的なぁ~5 エンジン組み込み★☆アプリオ タイプⅡ4VP


続きです♪

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ベアリングはC3を使用

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クランクは4VP純正、オイルシールも純正を使用

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クランクケースにベアリングをインストールするのですが、私の場合、ベアリングインストール部をパーツクリーナーで脱脂し、バーナーを使用し温度ムラを極力無くなる様にケースを熱し(電熱器があれば良いのですが、私は長年この方法でインストールしていますので慣れては居ます)、熱膨張を利用しベアリングインストール部のクリアランスを広げます

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後は予めベアリングは冷凍庫の中に入れておき、逆にベアリングを収縮させて、この温度差を利用してベアリングをインストール致します

真っ直ぐベアリングをケースに落としますと、ストレスを与えずスコっと収まります♪

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その後、新品オイルシールを両側に打ち込み、新品クランクをクランクケースにインストール致しました

スルスルっとクランクが回転致しました(当たり前ですがぁ~)

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反対側のクランクケース側のケース合わせ面に液体ガスケットを塗り、半乾きになる程度まで少し時間を置き、その後クランクに合わせ、垂直に収まる様にインストーラーをセットして、インストーラーボルトを締めて行きケースをインストール致します

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有る程度インストールするのですが、ノックピンに位置を気にしながら徐々にインストーラーを締め付けて行き、クランクケース継ぎ目全体を確認して、この様に液体ガスケットが若干食み出て来てるのを確認出来、なおかつクランクを回転させてへんに負荷が有る様に動きでなければ問題ないと思います(ベアリング、クランクが新品ですと若干まだ馴染んで居ませんので、動きがスムーズでない状態になる事が御座いますが、エンジンを始動し有る程度熱が入ってくればクリアランスが安定してきます。引っかかる様な抵抗があるような状態ですと、物理的に組み込みに問題が有るかと思います)

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クランクケースのボルト(6本)を締め、リードバルブを取り付ける前に、リードバルブ接地箇所からクランク大端ベアリング部、クランクベアリング部に通じるオイル穴に2ストオイルを注入しておき(これは忘れずに)、クランクケースセルモーター、4WX純正インマニ、4VP純正リードバルブ、シリンダースタッドボルト、オイルポンプギアを取り付け、後は腰上、駆動系をを組み込めば車体に搭載出来ます

でわでわww