☆★依頼車両的なぁ~1 JOG-Z☆★3YK 3YJ JOG
早速、手始めに正常に近い状態で走行か出来る状態か確認すべく(事前に依頼主さんが気になっていた箇所を確認)、車両をバラシました♪
まずはコック周りですが、この様なレイアウトになっておりました
恐らく、車両を受け付いた際に、以前のオーナーは放置期間がかなり有りましたので、燃料タンク内のガスが腐り、負圧コックも内部が腐食、固着をしてガスがキャブレターに導入されなかった為、この様な状態で再起させたと思われます
ですが、このレイアウトを目視しますと、実際、社外の負圧コックが新品で購入出来るほどの金額は掛かっておるように思えますなぁ~
ON/OFFコック、燃料フィルター、ホース径変換アダプター等
まぁ~量販店では即負圧コックの在庫はおいてある所は少ないですので、出来合いのパーツで車両を起こしたのかとは思います
ですが、負圧コックは全バラして内部のゴム製品に破損が無ければ、何とか清掃して、組み込む時に液ガスを使用し組み込めば何とか使用可能になりますが、まぁ~この辺は手間を考えれば新品もしくは、中古の程度の良い物を購入する方が楽かとは思います
そしてキャブレターを目視する為、点検カバーを取り外した時、いきなりこの様な状態でした(汗
オートルーブタンクのフィーラーキャップが無く、何と紙ウエスが突っ込んであるでは無いですかぁ~
これでは、紙ウエスにオイルが染み込み、外に排出されてしまいます
TKキャブレターの状態です
スロットルバルブキャップに注目!
タイラップ留めです(汗
これでは2次吸気吸いまくりで、まず美味い事走行出来ない上、ガスが全体的に薄くなりますのでエンジンに打撃を与えます(抱き付き、最悪焼き付き、ピストンに穴が開き、クランクケース内にアルミ片が粉砕します)
後は、エアクリーナー部のキャブレターとの結合部のジョイント用の留め金も欠品しております
後、もう一つ気が付いたのですが、見て頂けると判りますが、負圧コックを撤去した事によりキャブレター側の負圧取り付け用のニップルにメクラを致しますが、それがなされておらす、更にニップルから2次吸気を吸っていたと思われます(危険です)
取り付けてあったTKキャブを目視致しましたが、TKキャブ(前期物)の弱点でも有る、ストットルバルブキャプの固定目地の弱いんですよねぇ
ですので、締め付け時トルクを美味くかけて留めませんと、この様にキャブ側の目地が逝ってしまいこの様な状態になります(キャブレター本体はアルミ製ですので、素材が柔らかい上、目地部分の厚さが極端に薄いですので慎重に締め付ける事が必要)
後、この部分を留めているボルトの長さも若干問題が有るのも原因の1つです(チョイと短すぎる)
ですが、何とか修正しつつ強化して修正致します
取り合えず修正してる間は、私のストック品のTK16キャブ(3VR3)を使用して稼動致します
ジェット類は3YK1とSTDの番手に変更しております
そして、コック部は取り合えずまだ交換致しませんので、キャブレター部の負圧ニップル部は、ホースを使用しボルトでメクラ致しました
ジョイント用の留め金はストック品を使用します
純正フィーラキャップもストック品です(このフィーラーキャップ純正部品で注文すると結構良い金額致します)
早速エンジン始動致しましたが、あっさり掛かり、至って普通にアイドリングして、スロットルをフリッピング致しましたが、エンジン回転ムラも無く比較的状態は良い方かと思います
まだ手始めの点検でこの位状態が良いと理解出来ましたので、その他の箇所も目視して気がついた箇所は対応して行く感じとなります
でわでわww