☆★依頼車両的なぁ~42 腰上バラシ洗浄等☆★3YK 3YJ JOG

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今回は腰上をバラシ、点検、洗浄、組み付けを行ないます

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腰上の状態です

サビ、オイル、腐食汚れが凄いですなぁ~

まぁ~この年式でこの程度汚れならマシな方かとは思います

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シュラウドを目視致しましたが、ヘッド吹き抜け痕も無いです

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ヘッド、シリンダーを取り外しピストン、クランクの状態を目視致しましたが、状態はコンロッドのフレも規定値内で、ピストンも強い当たり、抱き付き痕も無いですので、状態は良いです

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腰上を取り外しました

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取り外した3YJ純正ピストン状態です

非常に良い状態が保たれてるかと思います

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ピストンリングは燃焼室内に当る箇所の面はまだ鏡面になっておりませんので、まだまだ使用可能です(リングを見ても判りますが、やはり走行距離があまり進んでいないのがココでも判ります)

取り外したリングはファースト、セカンドリングが判るようマーキングしておきます(リング自体はどちらも同様形状ですが、やはり元々組み込まれてる状態で組み込まないと当りが変化してしまいます

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ヘッドはカーボンが若干付着しておりますが、デトネ痕も無く状態は良い方かと思います

3YJ純正ヘッドは今現在デットストックで、JOZ-ZR、4LV(7.2ps)の違いはこのヘッドの違いで0.2psの差が生まれております)

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3YJ純正シリンダーのスリーブ内はクロスハッチも残っており、外観の状態とは違い、内部はかなり良い状態です

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洗浄剤に漬け込んでおいた、ファン、シュラウド、マフラープロテクターを取り除きました

漬け込みで大体、汚れはほぼ取り除けましたが、更にボンスター、歯ブラシを使用し細かい箇所の汚れを洗浄致しました

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そして、今度は腰上を洗浄剤に2時間程漬け込んでおきます

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そして2時間後洗浄剤から取り出し、コチラも細かい箇所はボンスター、歯ブラシを使用し汚れを取りました

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クランクケース側の腰上のベース部分は、ベースガスケットの残骸をスクレーパーで綺麗に取り去りました

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腰上のガスケットは、社外の補修用を使用し組み付けます

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サークリップは私はカ○製が一番リーズナブルで使用しております

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ピストンにリングを組み付け、ベースガスケット、ピストンを取り付けました

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ピストン、シリンダースリーブ内に2サイクルオイルを塗り、シリンダーをピストンに組み込みました

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今回はヘッドガスケット(新品)を装着して組み込みますが、薄く液ガスを塗り組み込みます

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塗った液ガスが半乾きした段階でシリンダーにヘッド、ガスケットを組み込み、ヘッドボルトを手締めし、フライホイールを何回転か回し腰上の芯出しして、ヘッドボルトを本締めして完成♪

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後言い忘れましたが、オイルポンプは腰上を取り外した際、序にオイルポンプの取り付けボルト(規制前オイルポンプはオイルポンプの取り付けボルトが2本(プラス)で留まっており、シリンダー側のボルトを特に回し難く、この状況で一気にショックドライバーにて取り外しておきました)

規制後のオイルポンプは1本止めですし、キャップボルトで留まっておりますので、特に問題ないかと思います

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シュラウドはこの様に洗浄致しました

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腰上にシュラウドを取り付けました

オイルホースを目視致しました、特にヒビ割れも無いのですが、ですがこのホースは新品に交換致します

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洗浄後のファン、シュラウドです

取り合えずエンジン始動する為にこの辺は取り付けますが、シュラウドはココもマル秘処理して仕上げます

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ファンの取り付けボルトは座金組み込みネジ(SUS)に交換し取り付けました

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シュラウドを取り付け完成♪

後はマフラーを洗浄中ですので、これを仕上げ車体に取り付けて様子を見る形になるかと思います

でわでわww