☆★依頼車両的なぁ～８ 駆動系模索★アクシス９０ ３ＷＦ ３ＶＲ JOG

今回は駆動系を早速模索し、交換致します

これが入庫時の駆動系レイアウトですなぁ～

一見ベルトの位置関係が良い感じに思えますが、エンジン仕様がＳＴＤに対し、マフラーのみ交換してる仕様としては、無駄に駆動に負荷になる要因が多く思われます

プライマリ仕様（Ｂ○Ｆ製３ＷＦ用プーリーＫＩＴ（プーリー、ランプレート、フェイスのセットとなります）となります（ぶっちゃけますと、プーリー本体、ランプレートは横○製がベースで、プーリー側が頂点カットして稼動域を増やして仕様となります）

ボスは３ＷＦ純正（３６．５ｍｍ）、ボスシムが０．６ｍｍ、ウエイトローラー重量がトータル３０ｇという形となります

セカンダリー側は、クラッチ、アウターがカ○製（実はクラッチはキ○コ製と同等品なんです）、トルクカムは３ＡＡ純正改（以前私がオクで出品していた商品）、０．５ｍｍオフセットシム、３ＡＡ純正フェイクストシーブ、３ＶＲ純正中期、後期センスプ、ベルトはカ○製（ＹＡ９００　幅１６．４ｍｍ　長さ８０２ｍｍ）となります

やはり一番気になっておりましたのは、高めなクラッチミートの回転数と、ミート時のクラッチジャダーが大きいのが気になっており、目視しましたら、この様にアウターのクラッチ接触面がかなり斑に当たりが出ており、これでは美味くクラッチが繋がらないのと、ジャダーが発生する事でエンジンの振動も大きくなる上、ミッション、ベアリングにも高負荷が発生します

私の場合、まずクラッチは最終的に、駆動系の微調整の必要が有る場合のみ交換してまとめて行く事は御座いますが、最初にここを変更してエンジンを仕上げる事が無いですが、今回はこの様な駆動状態ですので、まず純正品に交換して、デフォの状態に戻し、駆動系を有る程度纏めて行く必要が御座いますので交換となる次第です

カ○製クラッチです

ナットはヤマハ純正（４１ｍｍ）ではなく、ホンダ用（３９ｍｍ）に変更されております

センスプは３ＶＲ純正（中期、後期用）

トルクカムは３ＡＡ純正改

そして今回交換するクラッチは、３ＹＪ純正クラッチ、アウターです

クラスプは２ＹＭ純正です

こちらは依頼主さんが新品で購入してストックしていた物を持ち込み交換する形となります

ほとんど使用した形跡が無いクラッチ、アウターです

アウターのクラッチ接触面はこの様にスリット処理して、クラッチシューの初期当たりが出易い様に出来るのと、多少のグリスが付着してもシューが良い状態で維持出来ます

シューの接触面も状態は良いです

センスプは５ＦＡ１純正に変更

ベルトは３ＷＦ純正（新品）に交換するのですが、今回は私のストック品３ＶＰ純正品（３ＷＦ純正品と同等　幅１６．０ｍｍ　長さ７９５ｍｍ）で構成します

セカンダリー関係を組み込みました♪

混乱しますので、まずプライマリー側は何も変更せず現状で組み込みました

やはりベルトがカ○製より純正ベルトの方が短いですので、この様にベルト位置が下がりハイ気味になっております（ですが今の現状では特に気にしません）

そして、やはりメンテする際にはセンスタは必需品ですので、ストックの純正センスタを取り付けました

これで走行しどの様に変化するか模索し、少しずつ纏めて行きます

でわでわｗｗ