☆★依頼車両的なぁ～１７キャブセッティング ★アクシス９０３ＷＦ３ＶＲ JOG

駆動系も今のエンジンの状態で纏まって来て、全く触れていなかったキャブレター、プラグを確認致しました

フィーリング的に、若干エンジンの回転落ちが悪いのでスローもしくはニードル域が薄い傾向なのは把握しておりましたが、プラグを入庫して初めて取り外し目視致しましたがぁ～

プラグはイリジウムプラグ（7番）が装着されておりました

私的にイリジウムプラグは高価な割りに電極部が細く、耐久性は無いのでわざわざ交換しません

私はSTDプラグ（BPR※HS）を使用し、これをストックしておき（イリジウムプラグ1本の価格で大体STDプラグが2本購入出来ます）使い回した方が効率的ですし、ぶっちゃけイリジウムプラグに交換した程度でエンジンの調子が激変何てまずあり得ないからです

今のエンジンフィーリングですとこの様にプラグが焼けており、やはり全体的に燃料が薄いのが判ります

そして、後日今のキャブセット状況を把握するべく、調整も行います

メインジェットは85番（ＳＴＤは７６番）、スロー４２番、ニードルは３R01（段数3段目）エアスクリュー1回転３/4回転

エアクリーナー仕様は、３KJ純正エアクリーナーベースに、３KJ純正ジョイント、３YK純正ダクト、エレメント付）

１箇所不具合箇所を見つけました

それはジェット交換する際、フロートを取り外しますが、負圧を掛けていないのにも関わらず、ガス導入が止まらなかったので、負圧コックに不具合があります（導入されないよりは良いですが）

まぁ～どちらにしてもコックは負圧式から自重落下式に交換するので、ここは取りあえずスルーします

この３VRは中期ですので、無論封印仕様ですので、スロットルワイヤー分岐（３WF品番）に交換し、エアクリーナーは３KJ純正ジョイントに変更しておりますが、あまり知られておりませんが、一番重要なのはこのニードルを交換する事が実は凄く重要だったりします

因みに３VR1、３WF1のニードルは３S00.01が装着されており（ニードルがかなり細い仕様）、それ以外は３Rシリーズ（↑写真の様にかなり太く、テーパー角の変化が少ない仕様）ですので、スロー域、ニードル域の燃調が希釈してセットされてしまう傾向になってしまいますし、かなりアバウトなフィーリングになり、エンジントルクがボケる上、エンジンチューンが進ほどリスクが上がります

ですが今現在３Sシリーズのニードルは各車既に純正部品にてデットストックになっております

今現在のこの車両の状況でも３Sシリーズニードルに変更しても良いですが、この車両は今回ＰＷＫ２８に変更しますので、取りあえずニードルは一番濃い状態にセットし（私の場合、３Ｒシリーズのニードルを使用する場合、一番濃い状態で固定してセットするか、ニードル自体を角度変更加工して使用します）

今回はスローを４２～４６番に変更、ニードルは５段目（一番濃い状態）、メインは変更しません（おそらく今の現状でも丁度良いか、若干薄く出来る状況ですが、プラグは８番にして、ニードルを３Ｓシリーズに変更するのであれば変更しますが、今回はニードル自体は変更しませのでこれで様子見ます）

エアクリーナーはこの様にサイドスタンドに干渉していたみたいで削れております

３ＶＲ用の西○スタンドは特にその他の車両のサイドスタンドより設計が悪く、スタンド足部分の接地面積も少なく、スタンドを上げた状態での車両への収まりが悪くバンク角も減少します

私の場合、昔知り合いの３ＶＲにサイドスタンドを装着する際は、サイドスタンドベースを若干加工し、更にスタンドストッパー部を加工し収まり良くして装着した事も有ります

今回はキャブレターをＰＷＫ２８を装着しますので、純正エアクリーナーベースでワンオフで製作した物を装着しますが、ます今のサイドスタンドですと、エアクリーナーにガチで干渉するのは明白ですので、スタンドのベースは残し、スタンド自体を某車両用に変更し逃がす形でフィッティングします

エンジン始動して若干エンジン音か湿った感じの音になりましたが、吹け上がりにメリハリが出ており、スロットルの付も良くトルクが上がってる様な感じで、回転落ちも良くなりましたので、スロー域はこれでまとめて行へば良いかと思います

でわでわｗ