☆★依頼車両的なぁ~48 PWK28キャブ、その他補機類取り付け★アクシス90 3WF 3VR JOG


続きです♪

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今回はPWK28、専用スロットルワイヤー、エアクリーナー改、その他補機類を取り付け、ようやくエンジン始動まで持って行きたいと思います

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先日不具合を発見し、即修正した純正イグニッションキー周りを装着し、キッチリハンドルロックも掛かり、通常通り稼動する様になりました

イグニッションキーの取り付けボルトはヘックスローブボルトで留めてありますが、ココが実はボルトが緩み易く、私の場合ネジロック剤(低中硬度)を兼用し留めて対応しております

後はフレームのボルト目地に貫通させられる程の長めのボルトに交換し、裏側でナットをダブルナットで固定しておきますと緩む事無く、盗難防止にも役に立つかと思います

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スロットルワイヤーを純正品から専用品に交換しますので、スイッチ周りをバラしました

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こちらが専用スロットルワイヤーです

序にワイヤーインジェクターを使用し、スロットルワイヤーにグリスを注入致します

1つ気が付いた事が御座いました

それは

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ハンドルネック側のインナーカバーのスロットルワイヤー部の通し穴が若干3VR中期と後期ではサイズに違いが有る事が判りました

今回純正スロットルワイヤーを取り外す際、スロットルワイヤー末端(ステー部分)がネック部の通し穴から通らないので、スロットルコネティング部からバラシ、ネック部からワイヤーを引き抜く形でバラシましたが、やはりその時に違和感を感じ、たまたま知り合いが(3VR8乗り)が遊びに来ておりましたので、比べて見ましたがやはりサイズの違いが有る事が判りました

上が前中期、下が後期

スロットルは以前ハイスロ加工しておきましたので対応済みです

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そして少しずつカッターにて下方向に通し穴を拡張し、なるべく最小限違和感無く加工してワイヤーをネック裏から通せる様処理致しました

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序にメーターカバーの止め部分(タッピングビス留め箇所)が1箇所割れが御座いましたので、新品メーターカバーに交換します

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これに交換しました

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京浜製PWK28(新品)ですなぁ~

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こちらはPWK28用強化スロットルバルブスプリング(ハード)です

このハードタイプは鉄アイドルスクリュー仕様(旧PWK28)には不適合となっておりますが、(ミディアムは適合)、私的にハードを手応えが、やはりチューニングエンジンとなり、PWK28ですので、スロットルに対し機敏になり過ぎでギクシャク致し、街乗りではの扱い辛くなる傾向が御座いますので、此方をあえて使用します(OKO、SunWorld製キャブでも同様の仕様で稼動しております)

そして不具合としては

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右がSTD、左が強化(ハード)

スプリング長が若干強化の方が短いのですが、スプリングピッチ、バネ芯線の太さの違いが有り、若干加工する事で対応可能となります

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この様に強化スプリングをポン付け致しますと、スロットル全開時キチンとスロットルバルブが開き切っていない事が判るかと思います

スロットル全開時、バネが縮んだ際の寸法が影響してこの様な状態になっております

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ですので、スプリングを1巻きカットしますと対応出来ます(ただこれだけです)

取り付ける際、カットした側をスロットルバルブキャップ側になる様に取り付けます

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加工後です

キッチリスロットルバルブが開き切っておりますなぁ~

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次はキャブレターのセットアップを行いますが、取りあえず初っ端ですので、メインジェット、ニードル、フロート油面はPWK28新品出荷時の状態にしておき、スローのみ出荷時より4ステップ濃くセット致しました

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スロットルワイヤーを取り付け、エアクリーナー改、燃料ホース、プラグはこの3VR装着されていた7番(イリジュウム)を取り付け(有る程度エンジンが馴染んだ上、セットアップが落ち着いてきたら、BPR8HSに交換します)を装着致しました

チョークも某純正品で稼動する予定でいますが、取りあえずセットアップが落ち着くまで後回しと致します(以外にココを初っ端交換しキチンと稼動していませんと(チョークバルブの座り具合が悪く、2次吸気を吸っていた場合キチンとセットアップ出来ない可能性も御座います)、セットアップに影響を及ぼし、無駄に惑わされる恐れが有ります)

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駆動系も取りあえず、エンジンを下ろす前と同様にセットで組み込みます(この方が以前のエンジンの状況からの変化が判り易いので)

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マフラーはお初は3WF純正を取り付けます(この方が異音(ノッキング、その他の不具合か箇所の異音等、確認がし易く、後はパワーバンド制御為に取り付けます)

そして燃料コックをRESにし、キャブに燃料を送り、数回キックしてエンジン内部にガスを送り、キーをONにして再度キックしましたが初発は致しましたが、アイドルスクリューをチョイと高めにし再度キック致しましたが、無事エンジン始動致しました♪

特にアイドリングまだ安定しておりませんが、スロットルで調整しながらアイドリングを保ちつつ、エンジンの様子を伺いましたが、特に異音も無く、状態は良い感じです

エンジンが温まり、スロットルを開けてみましたが、何やらカブリながら凄いレスポンス致しましたので、流石PWK28、アバウトなセットアップしてもエンジンが始動し、走行可能になってしまうキャブですなぁ~と思いましたなぁ~

ですが、これが真の実力では無いですので、アバウトな上セットアップする際、体感し難い傾向が有りますので、逆に難しかったりしますなぁ~

セットが壷に嵌った時のPWK28のパワーフィーリングはすこぶるご機嫌です

私は昨今OKO、SunWorld製ばかり使用しておりますが、癖が強いですがこちらも有る意味荒いセットアップとなりますが、この癖がたまにPWK28には無いメリットが発生する事が有りますので、実は好んで選定して使用しております

後日季節柄冷え込んできましたが、走行しながらセットアップの旅に出て来ようと思います♪

でわでわww