☆★依頼車両的なぁ~53 フロントホイール交換 ★アクシス90 3WF 3VR JOG


今回は3VRのフロントホイールを交換します♪

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今回、車両入庫時3VR純正フロントホイールにタイヤが3.50-10サイズを履いている事で、かなり癖の有るハンドリングで、非常に乗り難い状態でしたので、私のストックフロントホイール、タイヤに交換し取りあえず対応しておりましたが、元々SA16J純正キャストホイールに交換予定でしたので、それにダンロップ製TT93GP(90/90-10)を履かして、これに交換します

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早速、取りあえず以前まで使用していた3VR純正ホイールから200mmウエーブディスクを取り外し、SA16J純正キャストホイールに装着致します

タイヤサイズの違いで、タイヤ外径の違いが良く判るかと思います

アクスルホイールベアリング関係は、現状でそれ程遣れが無いと言う事ですので、今回は新品に交換は致しません

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VRのフロントホイール、キャリパーをバラシました

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キャリパーからパッドを取り外し、このパッドは私のストックホイール用ですので、今までウエーブディスク時に使用していたパッドに交換します(当たり変化が起きるのと、手前、奥を取り外す際、マーキングしておきました)

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以前まで使用していたホイールからウエーブディスクを取り外しました

がしかし1つ問題がぁ~

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ココのディスクボルトは無論ネジロックを掛けて増し締めして組み込みますが、ボルトを取り外す際異常に簡単に緩み、もしやと思いましたが、ウエーブディスクを組む際、見て頂くと判りますが依頼主さんはネジロック剤を使用せず組み込んでいたみたいです(汗

非常に危険な状態で今まで走行していたと言う事ですなぁ~(汗

ここのボルトは昔の純正部品で注文して来た物は、元からネジロック剤が塗ってあり、そのまま組めば良かったのですが、今現在販売されているボルトには実はネジロック剤が塗っていませんので、当たり前ですがネジロック剤をボルトに塗り組み込みませんと、間違いなくブレーキング時ディスク板が加熱して熱変化し易い箇所でも有り、ボルトが膨張する上、振動打撃を発生しますので、間違いなく緩んで来て、最悪ボルトが外れ、ブレーキトラブルにより大事故になり兼ねませんので細心の注意が必要です

後、純正スチールホイールの場合ボルトの相手方にナットで留めますが(キャストホイールはホイール自体にタップが切って有ります)、このボルトもこの3VRは純正品でなく、汎用ボルトで留めてあり、汎用ボルトでも良いのですが、平ワッシャーを兼用しボルトを留める必要が有ります(ボルト締め付け面の面圧が少なくなります)

ここの純正ナットはフランジナットですので、ブレーキ周りはキチンとボルト等は選定し、シッカリ組み込んだ方が良いかと思います(事故や命に関わる箇所ですので)

ですが意外にバイク屋さんでもネジロックを塗らずディスク板をホイールに装着してる場合が有りますので、本当に注意が必要ですなぁ~(その様な車両が依頼車両として入庫して来た事が何度か有ります)

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この様に今現在販売されている、純正ボルトはこの様にネジロック剤は塗っておりませんので、必ず別にネジロック剤を購入し塗って組み込んで下さい

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ホイールにウエーブディスクを組み込みますが、200mmですとシッカリディスクボルトを締めてからキャリパーを組み込もうとすると干渉し組み込めませんので、仮組み状態でキャリパーを実装し組み込みます

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私が使用してるネジロック剤です

この様にネジ部にネジロック剤を塗ります

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新品メーターギア(純正品)に交換し組み込んで行きます

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無事交換が完了致しました♪

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ウエーブディスクのボルトを増し締め後、この様にマーキングしておきます(ボルトが緩んで来てればマーキングがズレて来ます)

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今更ですが、私はこの様な車載用ジャッキをこの様に鉄パイプを溶接して使用しております

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各ボルトを増し締めし、ボルトにマーキングして完了♪

キャリパーボルトがステンキャップボルトで留めて有りましたので、後日ユニクロキャップボルト(スチール)に交換します

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後はリアホイールも交換しますが、ココは最後の仕上の際に行う予定でおります(ホイール本体を若干加工して行きますので)

でわでわww