☆★依頼車両的なぁ～トラブル原因★アクシス９０３ＷＦ３ＶＲ JOＧ

後日、またご都合が良い時に車両を持ち込んで頂き、修理する事となりました

早速腰上をバラシ、原因を把握致します

やはりヘッドから圧縮が吹き抜けた形跡は御座いませんでした

腰上をバラシました

やはり予想通り、ヒートによるピストン抱き付きを起こしてエンジンストールしたと言う事です

ヘッドの状況です

シリンダースリーブ内は、当たりが強い箇所は傷が有りますが、何とか爪に引っ掛かる程の深さで無く、アルミ片がスリーブにこびり付いてる程度ですので、何とか軽くホーニングして修復して当たり調整すれば復帰出来そうです

ピストントップを目視した感じでは、ヒート直後かなり燃調が薄かったのが良く判ります

ピストンの状況です

吸気側の右寄りがヒートにより当たりが強くなり（左側は当たりは正常でした）、クリアランスが無くなり、同時に対角線上の排気ポート側のピストンクリアランスが無くなって、ファースト、セカンドリングが固着して、圧縮抜けを起こしておりました

ですが、シリンダーホーニング、ピストンを新品にして再加工して組み込み、リセッティングすれば何とか修正可能なのは判りましたので、最低限の方法で仕上げられます

後日、新品ピストンＫＩＴが到着次第、修復して行きたいと思います

でわでわｗｗ