★☆依頼部品加工的なぁ~TKキャブレター加工 ★☆JOG アプリオ


そして、今現在入庫している4LVの作業がようやく落ち着きましたので、TK16(4LV3用 2本引きワイヤー仕様)の私のストック品をOH序に、内部口径加工、スロットルバルブストローク稼動域延長加工を施します♪

イメージ 1
イメージ 2

上が加工前、下が加工後

スロットルバルブの加工は基本横方向に左右約0.5mm~1mm拡張に収め(あまり横方向に削りますと肉薄な為と、スロットルバルブ径に対し隙間が開いてしまいますので注意)、スロットルバルブ全開時にまだ径を大きく出来る余白が有り、上面方向に掘り上げ、更にスロットルバルブの稼動域を延長致す為に、スロットルバルブワイヤーストッパー部を加工してストッパー部の限界値を稼ぎ(純正のストッパー部にイモネジで調整出来るようになっていますが、この調整幅より稼動域を稼ぎますので、スロットルバルブワイヤーストッパー部を加工して対応致しました)

イメージ 3

コチラはインマニ側です

スロットルバルブの口径加工に伴い少しずつ広がる様内部も加工し、内部表面はあえて150番程度の粗さで仕上ております(2サイクルエンジンは混合気を霧化し難いですので、表面をわざと荒く仕上る事により、霧化を促す意図が御座います)

イメージ 4

コチラがスロットルバルブの稼動域を延長する為、ストッパー部を加工しております

これにより、口径加工(上面方向拡張)、ストッパー部加工により約2mm程スロットルバルブが開く様になります)

ストッパーのみ加工しても実はぁ~(爆

イメージ 5
イメージ 6

コチラがキャブレターにスロットルバルブを装着した図です

スロットルバルブを全開状態にした写真を見て頂けると判りますが、カッタウェイ裏側のスロットルバルブ箇所がキッチリキャブボディーに沿うって開口し、スロットルバルブを更に稼動域をして加工しておりますので、実際かなり開口する事となります

後はスロットルバルブの稼動域が延長されたと言う事は、ニードル部も全開時の稼動域が増える=ニードル針が更に濃い状態になると言う事も発生致します

イメージ 7

後はキャブレター内部を洗浄後、組み付け完成となります♪

後はボアアップKIT(50用44mmシリンダー)のフルポート加工は来年になるかと思います

でわでわww