☆★依頼車両的なぁ~9☆★アクシス90 スロットル周り
続きです♪
メーターワイヤーを交換して、無事に動作する様になりました
キャブレター周りはこの様にギトギトな感じで汚れておりました(汗
ニードルは3VR7ですと3Rシリーズの太いタイプの物が標準となります
左が今まで装着されていた純正スロットルワイヤー、右が某社製1本スロットルワイヤー
前にも記事に致しましたが、某社製1本スロットルワイヤーは純正の物とはチョイと違い、純正品は1本物では有るが、分岐箇所が有り2ピース構造ですが、この某社製は完全に1本物ですので、フリクションも純正品より減少し(2T4からの変更ですので尚更体感できます)、スロットルレスポンスがかなり良くなります(戻りが全く変化します)
私の場合、もう大昔(3WF、3VRが新車で販売されていた当時)から規制前50用オイルポンプ、1本引きワイヤー(50純正)がデフォでしたので、分岐をどうのこうのとはほぼ無関係ではありましたが、当時色々試行錯誤して結果これが一番シンプルで、効率が良い仕様として今まで纏めて着てたの言う訳であります
スロットルレスポンスも良くなる上、補修も50用のワイヤーを購入すれば良いだけですし、純正なら無加工で装着も可能ですので、コスパも良い感じです
2T4分岐の比較です
左が対策後、右が対策前
この様に稼動域加工をしてようやくスロットルが3WF純正分岐と同様の稼動域になると言う事です
ですが、オイルポンプをワイヤーを引くのをキャンセル、または50オイルポンプに変更してる方は、もう50用スロットルワイヤーに変更しただけで、封印は解除となります。
左が3VR等(3YJ、4JP、3VP、3YK、4LV)のスロットルBOX側の取り付け箇所、右が某社製用
ここの取り付けステーの穴ピッチ、ステーの長さが違いますので、現物合わせで加工致します
この様に長穴加工、逃げ加工してフィッティング完了♪
後はポン付けでOKです
TK16も洗浄して、内部も確認致しましたが、外側と違い綺麗な状態が保たれていました
ジェットの番手はメイン80番(STDは76番)、スロー42ですので、若干メインが4番程濃い方向にセットされておりました
ですが前記事にも書きましたが、某ショップさんが仕上げたと思われますが、何を根拠にメインを濃くしているのか私には理解出来かねますねぇ
キチンと走行してフィーリングを確認した上、ジェット選定してるとは思えない感じです
ただ交換してますアピールしてるにしか過ぎませんがぁ~
実は基本セットがされているSTDの3WFエンジンでしたら、76番より5番程度絞った方が調子が良くなる場合が有るんです(ニードルは3R~3Sにするのが条件ですが)よねぇ(爆
個体差はありますがぁ~
この様に装着完了いたしました♪
上が以前の純正スロットルワイヤー時の状態、下が某社製スロットルワイヤー
写真を見て頂くと判りますが、上はカッタウェイ箇所は何とか開ききっては下りますが、後ろ側はまだキチンとスロットルバルブは開いていないと同時に、ニードルも上がり切って今ませんので混合気の流出も少なくなり(3Rニードルですので尚更)、100%のスロットル開度でも、ようは90%程の開度という事で実はかなり危険な状態だったりもします(想像すれば理解出来るかと思います)
下の某ワイヤー交換後の写真をを見ていただけると判りますが、キチンとスロットルバルブが開き切ってるのが判るかと思います
これが正常です
3KJ純正エアクリーナーです
この車両は後期(3VR7以降)ですので、ジョイントは4JC品番が装着されておりますが(4JCはデフォでかなり開口面積が少ないもの)、3VR1は3KJ品番の太いタイプがデフォで、これを3KJ品番の物に変更すると言うのも、封印解除と言われる物の一部となります
ですが3KJ純正品ではなく、某社製の3KJタイプの物に変更されている模様です
見た目で判断出来ます
このタイプは安く入手可能ですが、物によりゴムが硬くなり過ぎて最悪割れてしまいます
まぁ~コスパは良いのでその都度交換していけば良いだけですが、私は3KJ純正品を使用しております(2倍以上の価格ですが、耐久性は格段違います)
因みに4JC品番のジョイントは明らかに内部の吸い口部分の形状がセンターズレヲしており、行為的にデチューンをする為に設計されてると思われます
しかし、3KJ品番と4JC品番の間の径の物があります
それは3YJ品番のジョイントです
50ベースや3WFSTDに近い状態で、TK16を稼働する場合、場合によりコイツに変更して流速を上げてセットする場合も御座います
こ奴も1つ持ち合せていますと、セット幅が増えるかと思います
ダクトも3KJ品番の細いタイプがデフォですが、これも3YK純正タイプに変更されております(この辺も某ショップさんが仕込んだと思われます)
取り外した部品があれば追加用として流用出来ましたが、前記事にも記載いたしましたが、某ショップさんで当日作業したのにもかかわらず「廃棄致しました」といって交換した部品を依頼主さんに見せていないのも、本当に有りえませんなぁ~
エアクリ関係は、腰上(4DMシリンダー 54mm(96.1cc) 3WF純正マフラー用フルポート加工、ヘッド加工)をして行くのですが、装着後エンジンフィーリング的に問題が有れば、単室導入量を増やしキャブセットして行く感じです
そして各部部品を装着して、キックでキャブレターにガスを送り、その後セル始動で1発で始動致しました
スロットルの遊びも規定値内で収めつつ、アイドリング調整も反映されます(これが正常なのなのですがぁ~)
スロットルワイヤーを変更した事で、スロットルワークも以前より軽くなりました
そして、アイドリングは安定しておりますが、キャブレターを外す際チョイと気になる箇所があり、インマニが何やら凄く動く様な気がして、もしかすると、某ショップさんがインマニも交換して、それも社外品の恐れ有り
社外品のインマニは、極端にゴムが柔らかい物と硬い物が有りますが、どちらも耐久性が悪く割れが発生致し、2次吸気を吸って調子が悪くなり、最悪エンジンブローに繋がります
ですので、ここも同様3KJ純正、もしくは4WX純正に交換した方が後々安心です
そして2次エアー漏れを確認する為、アイドリング時パーツクリーナーをインマニ付近に吹き付けましたら若干アイドリングが下がり、その後吹き付けておりまたらエンジンが停止致しました
ですので走行には差ほど今の現状では影響は御座いませんが、今後悪影響を及ぼす恐れが御座いますので、予算の関係で私のストックの4WX純正インマニに交換致します
一通り作業が落ち着き、後は腰上を注文中ですので、到着次第フルポート加工をして装着後、各部トータルセットして纏めて行きたいと思います
でわでわww