★☆依頼車両的なぁ~13 燃料計修理★☆アプリオ タイプⅡ4VP


先日、燃料計トラブルに陥った4LVの修理、点検を行いました♪

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取り合えず、考えられる原因は3つ、まず燃料センサーのセンサ断線、抵抗値異常によりキチンと正常な測定範囲まで針が示さないのがまず一つ、後はメーター本体側の燃料計のメーターコイルの不良は一つ、後はハーネス上で燃料計関係の配線が断線及びショートしてる事が考えられます(針は取り合えず動いておりますので一番考え辛いトラブルとは思いますが)

まぁ~古い車両ですので、この様なマイナートラブルは運が悪いと起きる事も有ります

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まずは、燃料センサーを燃料タンクから取り外しました

見た目ではまず故障してるかは判らない部品です(フロート破損のみ目視で判別出来ます)

そしてテスターを使用しF側とE側での抵抗値を測定致しましたが、F側、E側共に何やら数値が規定値から外れており、センサー部の抵抗が理由で誤動作してる恐れが御座います

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そして、流石に燃料センサーのストックは御座いませんので、新品を注文しようと思いましたが、既に純正部品でデットストックとなっておりますので、仕方が無いのでオクにて動作確認済みの燃料センサーを入手致しました

入手した燃料センサーの抵抗値を測定致しましたが、基準内に収まっており使用には問題ないです

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そして、燃料センサーを単体の状態で、カプラーをハーネスに接続し、フロートを動かし燃料計の動きを確認致しましたがぁ~

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上がF側、下がE側

動きの変化は変わりましたが、示す位置がやはりF寄りにズレが生じてる事が判りました

恐らく、メーター側のコイルにも不具合が生じてる可能性が大です

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メーター指針を抜きませんと、メーターをバラす事が出来ませんが、私の場合この様な冶具を使用し取り除きます

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そして、3VR純正メーター側のメーターコイル、指針等を取り外しました

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そして、ストック品の4KN純正メーターからコイルを取り外しました

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4KN純正メーターは3VP、3VR純正メーターとデザインが同様ですが、指針の色、ODOメーターが10000の桁まで有るのが特徴ですなぁ~

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上が4KN純正、下が3VR純正

指針のストッパー位置も同等ですのでコイルの流用は可能です(3KJ純正等の、指針が短い仕様ですと指針の稼動域の違いから、流用は不可かと思います)

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そしてこ奴を交換致します

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そして組み込み完成♪

指針を差し込む際注意としては、まずメーター本体を車体に組み、フロート側をF、Eのどちら側でも良いので全開にしている状態にして、メインキをONにして、MAXまでコイル側で内部的に軸部が到達した時点で指針を取り付けます

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そして車体に組み込み、動作確認致しましたが、この様に動作が正常になりました♪

これで、私の様にガス欠になり、バイクを押してガススタまで行かなくても良いですねぇ~

でわでわww