★☆3FC純正トルクカム加工的なぁ~★☆

 
 
先日、ビーノ乗りのジョージのブログのジョージさんに依頼され、3FCトルクカムを加工致しました!
 
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これが、3FC純正トルクカムです!
 
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まずマーキング。これは予めどれ位ストロークが変わるかをノギスで測りたい為です。
 
ノーマル
閉じ側  24.8mm
開き側  38,6mm
 
 
加工後
閉じ側  24.4mm
開き側  39.0mm
 
閉じ側、開き側共に0.4mmストロークが増えたので、合計ノーマルストロークから0.8mmも稼動域が増えた事になります。
 
 
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これが加工後。
 
 
リューターでストレート加工、低速、高速側ストローク延長加工を、ガリガリ削り、現物合わせでちゃんとストロークしてるか確認しながら作業をし、仕上げは面取りし、洗浄し、ハイ終了!
 
 
              所要時間、20分位です!
 
                     もう慣れましたねぇ~この作業♪
 
                     後は、梱包して送るだけです!
 

             何故、トルクカムを削ろうと思ったか…
 
 
それは昔、10代の頃3RYJOGスポーツに乗っている頃、たまたまクラッチをオーバーホールしようとばらし、トルクカム(昔はセカンダリーシーブと呼んでいました)が、元の形がわからない位溝が磨耗していて、ストックのトルクカムと見比べた所、かなり曲がり始めが磨耗していたので、
 
 
 
      「そういえば、スズキ車はストレート溝だったよなぁ~」
 
 
(スズキ車は社外トルクカムがあまり発売されていないのはここら辺が理由。マロッシ位ですかねぇ)
 
               と思い、ストレート加工してみたわけです。
 
               これがいい具合で、リニアに駆動が反応♪
 
でも、最高速落ちたなぁ~と思い、今まで使用してたセンタースプリング(当時のデイトナ赤スプリング20%)を付けていたので、試しにノーマルに戻し、走行。
 
 
                     いや~改善されましたよ♪
 
                後は、発展型で今に至ってる感じですよ!
 
 
  私が昔弄り始めた時代には社外トルクカムなど無かったですからねぇ~
 
昔はインターネットも無いし、情報はかなり薄い時代でしたから、駄目もとな感じのテンションで加工しては失敗しの繰り返しでしたよ(汗
 
 
 
                       追伸。発送は完了致しましたよ~♪
 
                          しばしお待ち下され(笑