☆★依頼加工品的なぁ~☆★純正プーリー改


3WFエンジン用に依頼が御座いましたので、純正プーリー改(4JP純正)を加工致しました♪

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   過去のブログ記事にも同じ様な記事を書きましたが、こんな感じに加工致します

4JP純正は、ほぼ2EX純正(後期物)、前期物はプーリー外形のスライドピース稼働箇所付近の切り欠き加工がされていない物は2EX純正(前期物)です。3CP純正の形状と同等品です

2EX純正も中古であまり出回らなくなりましたので、今は太ボス純正プーリーを加工する際は、4JP純正で加工しております。

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純正プーリーは低速、高速時のローラー稼働域が狭いですので、この様にローラーを落とし込める様に加工致します

ですが加工する際気付ける事は、STDの状態はローラーランプレートを装着して、プーリーのボス箇所とランプレートのが最小変速時、接触していません。

隙間の分ローラーを落とし込む事が出来ますので、ツライチに成る位まで徐々に加工し、何度もローラー、ランプレートをセットし様子を見ながら加工します

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この加工致しますと、ボスの突き出し量が約1.8mm増加致します(シムを1.8mm追加したのと同様になります

      ボスの写真ですが、マジックのマーキング右側がSTD、左が加工後です

ココを過剰に削り過ぎますと、最小変速時遊びが多い為に、ローラーが遊び変速ロスになる、アイドリング時カラカラローラーの遊んでる音が結構出るようになりますので、注意が必要です

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            コチラは最大変速側の稼働域を加工致しました

ここまですべて加工して、今まで何十個も加工して来ましたので、慣れた物で作業時間約15分位ですww

 私の場合純正プーリーの加工の際、ベルト接触部分の箇所の角度変更は致しません

やはり、純正プーリーはガイドローラー、ベルト接触面のバランスが良く延長加工するだけでかなり良いと言うより、色々プーリーを使用してきましたが、私的には一番良いプーリーかと思っております

90、100系に装着する場合は、ボス加工はしない前提で考えますと、2EX、4JP、3CP純正で加工しますが、3CP純正はチョイとガイドローラーの角度が特殊で2EXに比べると変速フィールが違いが有りますが、細ボス仕様の純正プーリーが出るまでは良いプーリーとされておりましたが、3XG、3YJ、4WX純正プーリー(細ボス仕様)が登場した事で、50ccでチューンして行くにあたり、FN仕様でもやはりコチラの物を使用した方が、落とし込み、ボスの稼働時の抵抗減少等メリットが多くなります

昔は、O&M(ミハラスペシャリティ)、ベリアル、オクムラ、BSCさん等で販売していた(当時15.000円位だったかな)、プーリーキットは純正加工をしてショップ独自の加工を施しておりました

私もO&M、オクムラさんのプーリーKITを量販店で、当時高校生でバイトをしておりましたが、お金間無かったですが、購入して研究した思い出も有ります

後は、店頭に行って現物をジックリ拝み、脳ミソにメモリーし、帰宅後加工する等もしてました。

今みたいにデジカメ等も無い時代ですので、店頭に行きカンニングをし試行錯誤してチューンしていましたねぇ

加工が終了致しましたので、発送後折り返しご連絡致しますので、しばしお待ちください♪