☆★依頼車両的なぁ~21☆★アクシス90(3VR8)ハイギア


ようやく、セッティングもに詰まってきていますが、今の状況でエンジンを吹け切れる状態まで仕上げられましたので、ハイギアを投入いたします♪

イメージ 1

依頼主さんのストックエンジン(3WF ベリ○ル製フルポートシリンダー(55mm) 駆動系キ○コ製 その他色々)に装着されているハイギアを取り外し、3VRに取り付けます

イメージ 2

ストックエンジン側のミッションケースをバラシましたが、オイルは差ほど汚れてはおりませんでしたが、クラッチ周りを外して、プライマリシャフトを触りましたが、かなりガタが有り、尚且つゴリゴリ感が凄いですので、ベアリングが破損してると思いバラシましたが、やはりベアリングがお釈迦でした

イメージ 3

初期エンジンという事でしたが、ファイナルギアは31丁が装着されておりました

もしくは元から3VR2以降のエンジンだったのか、単純に前にオーナーがハイギアを組み込んだ際、セッティングをすべく仕様変更(31丁)したのかもしれません

後は、ガスケットを見て頂くと判りますが、この様に綺麗に張り付いてくれてる場合は、ギア交換の際ガスケットを常に新品に交換する方には関係ないですが、セカンダリギアがガスケットにより撤去出来ませんので、この様にカットしますと取り外し可能になります

イメージ 4
イメージ 5

ストックエンジン側のセカンダリーギアを取り外しましたが、何やら違和感がぁ~

コニカルスプリングが裏表が逆に取り付けて有りました(汗

下の写真が正常の取り付け方法ですなぁ~

コニカルスプリングワッシャーの向きが違いますとセカンダリーギアを組み込み、ミッションケースカバーを取り付け際に内部でテンションが掛からずギアが遊びギア同士の当たりが変化してしまい、最悪ギアが欠ける事も有りますので注意が必要です

イメージ 6

こちらは3VR側のミッションギアのバラシです

オイルはだいぶ汚れてはおりましたが、ベアリング、ギア周りのヘタリが無いです

イメージ 7
イメージ 8

そして、ストックエンジンから取り外したギアのベアリング(プライマリー)はこの様に破損しております

下の写真ですと良く判るかと思います

イメージ 9

ですので、ベアリングはNTN製C3を使用します

イメージ 10

アカバーを洗浄

イメージ 11

取り付けてあるハイギアは依頼主さん聞いてはおりましたが、キ○コ製が組まれてるという事でしたが、歯数を確認致しましたが、キ○コ製のギアでは無いのが判明(汗

ギア自体の変に当たりの強い箇所も無く程度は良いです

このギア仕様は確かぁ~

昔、使用した事の有るギアなのを思い出しました

 1次側でのハイギアにする社外品は後は2つしか当時は無く、それはカ○製ですねぇ

 当時後はN○ーマ○ックでもKITが販売されていた様なぁ

 キ○コギアよりも実はレアなパーツだったりします♪

イメージ 12

上が3WF、3VR純正、下がカ○製

3WF用キ○コ製ハイギア 
17丁、11/47丁
1次2.76
2次2.82(ファイナルギアが31丁時)
最終減速比 7.78

3WF用カ○製ハイギア
16丁、11/46丁
1次 2.87
2次 2,82(ファイナルギアが31丁時)
最終減速比 8.09

どちらも1次側でのギア比変更仕様

ファイナルギアが30丁ですと、0.25程ハイギアになる形となります

因みにSTD最終減速比は(31丁)は8.83 (30丁)は8.55

キ○コよりも若干ロー振りですが、この位のギア比の方低速~中速域がスポイルし過ぎなくて、タイヤサイズを3.50-10を履かせ、ファイナルギアを30丁、キ○コギア仕様ですと、エンジン仕様にも寄りますが、低速がガタ落ちして、上も美味い事リンクしない事が有ります

31丁でもエンジン仕様にも寄りますが、現象として出難くはなりますが、こればかりは取リ付けて模索するしかございません

しかしカ○は、当時ファイナルギア30丁(3WF1、3VR1)を意識して製作され、丁度良い設定にしたみたいで、31丁ですとチョイとハイギア化したいなぁ~って場合使用すると、美味い具合にリンクさせれます

イメージ 13

序にセカンダリ周りもバラシ点検

シューもまだ使用限度でないです

イメージ 14

トルクカムをバラしましたが、段減りも無かったです

イメージ 15

ギア関係を組み、オイルを注入して周りを組み込み完成♪

セッティング取り合えず変更せず、後ほど走行してみたいと思います

でわでわww