☆★依頼作業的なぁ～5FA1純正キャブOH☆★グランドアクシス JOG 5FA 4VP

今回は５ＦＡ１純正キャブレターのＯＨを行いました♪

５ＦＡ１純正（５ＦＡ１刻印）キャブレターです

これは私のストック品ですが、今回提供する形でＯＨ致しました

５ＦＡ２～純正キャブとの違いは、大雑把にエアスクリューの位置の違い、ニードル、コンペンセーター用ニップルが有るのが違いです（ジェット番手は無論違います）

まずスロットルバルブを取り外し、細かいパーツも全バラシして（このキャブをバラすのが初めてと言う方は、１つ１つバラしませんと、再度組み込む際、誤った組み方をする可能性が大ですので、スマホ等で撮影しておいた方が良いかと思います）、内外部洗浄後再度組み込みました

スロットルバルブ付近のバラしが、規制前キャブ（ＴＫ）に比べ面倒な感じが有ります

ニードルはＳＴＤは段数が３段目ですが、まずニードルは私の経験上、一番濃い状態で丁度良いか、若干これでも薄い傾向が出る可能性が御座いますので、一番下でクリップして組み込んでおきました

その他のパーツも分解して、ジェット等は細いステンワイヤーを通し貫通させつつ洗浄しその他各部洗浄して完了♪

目視した感じでは、消耗部品は特に無かったので、交換部品は御座いません

フロート室内（ジェット、フロートバルブ等）を組み付けました

オートチョークも１２Ｖを導通致しましたが、正常にチョークバルブが突き出し、１２Ｖをカットして約５分後、通常の位置までチョークバルブが戻りましたので、動作ＯＫです

後は、規制後ＴＫキャブ（５０用、５ＦＡ用）は写真を見て頂けるとわかりますが、オートチョークの固定ブラケットを使用し取り付けるのですが、今まで何十台か５ＦＡの車両を拝見致しましたが、このブラケットが脱落して、オートチョークがキャブに多だ乗っかってるだけに状態の車両などが有りましたねぇ（確実に２次吸気していますなぁ）

この様な状態で長い間乗っていたら、どうなるかは言わずとも理解出来るかと思います

何故このブラケットが外れ易いかと言いますと、ＳＴＤですとこのブラケットを止める為のボルトのみで固定して居まして、５ＦＡ全般で言える事ですが、若干他の車両に比べエンジンの振動が強めで、少しずつボルトが緩み、最悪チョークが取り外れます

ですので、ココにスプリングワッシャーを追加して止めるだけでココのデメリットは解消出来ます